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吉高由里子、恐怖の殺人鬼姿!松坂桃李&松山ケンイチ共演『ユリゴコロ』予告編

禁断の真実が明らかに…
禁断の真実が明らかに… - (C)沼田まほかる/双葉社 (C)2017「ユリゴコロ」製作委員会

 女優の吉高由里子が「人の死」でしか満たされない絶望的な喪失を抱えた女性という役がらに挑み、松坂桃李松山ケンイチらと共演している映画『ユリゴコロ』の予告編が公開され、吉高が恐怖の殺人鬼姿を見せつけている。過去パートと現代パートにわかれている同作だが、撮影が7月上旬に終了したばかりの現代パートは今回が初披露となる。

【動画】こっわ…映画『ユリゴコロ』予告編

 作家・沼田まほかるのミステリー小説に基づき、「ユリゴコロ」と書かれた一冊のノートの謎に迫る本作は、ある一家の書斎で見つかった殺人者の手記を入口に、殺人に取りつかれた女・美紗子(吉高)の壮絶な人生を描く。松坂は殺人者の告白文がつづられたノートを発見する亮介、松山は美沙子と運命的な出会いを果たす洋介を演じている。

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 今回お披露目された予告編は、「一冊のノートが、僕の人生を狂わせたんだ」という亮介(松坂)の言葉からスタート。そして美紗子がそのノートに書かれた文章を読み上げ、彼女の壮絶な人生が明らかにされていく。洋介(松山)との出会いを境に“容赦のない愛”を受けた美紗子が母親としての顔も見せているが、「ごめんなさい」と涙する美紗子に洋介が「こうするしかないんだ……」と返すシーンや、車の中で「可能性のある場所でいいんです!」と絶叫する亮介の姿なども描写され、不穏な結末を予感させる仕上がりとなっている。

 第14回大藪春彦賞を受賞し、第9回本屋大賞にもノミネートされた原作本の売り上げは映画化発表後から急増し、累計部数は32万部を突破している。本ビジュアルには「人殺しの私を、愛してくれる人がいた」と書かれているが、このいびつな愛の物語を『近キョリ恋愛』や実写版『心が叫びたがってるんだ。』などの熊澤尚人監督がどのようにスクリーンに映し出すのか楽しみだ。(編集部・海江田宗)

映画『ユリゴコロ』は9月23日より全国公開

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