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岩田剛典、本格サスペンス挑む!中村文則「去年の冬、きみと別れ」映画化

豪華キャスト集結!
豪華キャスト集結! - (C)2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会

 三代目 J Soul Brothers / EXILEのパフォーマー・岩田剛典主演で芥川賞作家・中村文則の「去年の冬、きみと別れ」が実写映画化されることが明らかになった。中村の傑作サスペンスの実写版に挑む岩田は、「この役を演じることは自身にとってはチャレンジですが、その分得るものも大きいと感じ、オファーを受けさせていただきました」とコメントしている。

【写真】イケメン!日本アカデミー賞授賞式での岩田剛典

 原作は中村が自身の公式サイトで「その人が気づいていない、その人の真の欲望と、人がその『一線』を越えてしまう『瞬間』と、その『領域』にまつわる物語です。この小説は、僕にとって一つの達成だと思っています」と紹介している作品。結婚を間近に控え、本の出版を目指すルポライターの耶雲恭介(岩田)は、盲目の美女が巻き込まれた焼死事件とその事件の容疑者である天才写真家・木原坂雄大に目を付ける。隠された真実に近づいていくにつれ、耶雲は抜けることのできない深みにはまっていく。

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 『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の演技で第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した岩田は今回の役について「すべてを賭けてのぞまないと演じられないと感じるくらい、複雑かつやり甲斐のある役どころなので、とにかく没頭して撮影にのぞんでいきたいなと思います」と語る。ファンに対しては「この作品できっと観たことのない俳優としての新たな姿を見せられると感じています」とアピールし、 「自分にとって挑戦でもある難しい役柄ではありますが、皆さんに楽しんでいただける作品になるよう、この猛暑の暑さに負けないくらい熱く、燃えていきたいと思います」とメッセージを送っている。

画像テキスト
画像のキャプション - (C)中村文則/幻冬舎

 『犯人に告ぐ』『脳男』『グラスホッパー』などの瀧本智行監督がメガホンを取る本作。耶雲の婚約者である松田百合子として山本美月、耶雲が事件の取材ルポタージュの提案をする週刊誌・編集者の小林良樹として北村一輝、そして耶雲の取材対象者であり、事件の被告である世界的フォトグラファー木原坂雄大として斎藤工、木原坂の姉で弟を事件からかばう木原坂朱里として浅見れいなが出演する。原作者の中村は、「映像化不可能と言われていたミステリーですが、脚本を読んだ時に『この手があったか!』と感心してしまいました。大変楽しみにしています」と今回の映画化発表にコメントを寄せている。(編集部・海江田宗)

映画『去年の冬、きみと別れ』は2018年春全国公開

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