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岡田将生がド緊張!原作者・荒木飛呂彦の希望で追加された『ジョジョ』セリフ

岡田将生
岡田将生

 人気漫画を実写化した『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』に主人公の前に立ちはだかる敵・虹村形兆役として出演した岡田将生には、原作ファンだったからこそ今回の撮影でド緊張したセリフがあったという。それはなんと、原作者・荒木飛呂彦の希望によって、第4部の「ダイヤモンドは砕けない」とは異なる別の「ジョジョ」シリーズ作品から追加された言葉だった。岡田は「すごく重たいセリフをいただいてしまったなと思いましたね……」と当時を振り返った。

【画像】実写「ジョジョ」岡田将生による虹村形兆

 中学生のころから「ジョジョ」シリーズを買い集めるほどの、生粋のジョジョファンだった岡田。撮影に入ってからも何度も原作を読み直し、スペインでのロケ時にも「明日このシーンだ!」と把握してから撮影に臨んでいたという。そんな彼が驚いたセリフは、山田孝之ふんするアンジェロと対峙するシーンに含まれている。

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 「実は初めの方で僕が登場するアンジェロとのシーンで、『出会いとは重力』という言葉が出てくるんです。このセリフは荒木先生から、第6部『ストーンオーシャン』のプッチ神父の言葉をどうしても入れていただきたいというリクエストがあったことから実現したんです。でも僕がそれを知ったのは、本番前に三池監督に言われた時で……」と苦笑交じりに明かした岡田。まさか自分が大ファンだった作品の映画で、原作者の希望によって加えられたセリフを自分が言うことになるとは……岡田にとってはまさに青天の霹靂の出来事だったのだろう。

 しかしこの言葉があったからこそ、「ジョジョの世界観がより一層深まった作品になっている気がします」と話す岡田。彼は「今回は特にセリフに関しては、ほかの作品と比べても思い入れが違うかもしれません」とも続けていた。

 また「ジョジョは見る年齢によっても深みが違ってくる作品なので、形兆を演じることができてすごくうれしかったですし、完成したものを観て、本当にやってよかったなと思います」と喜びを語っていた岡田。彼の「本当に……関われてよかった……」というつぶやきが印象的だった。(編集部・井本早紀)

映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は8月4日より全国公開

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