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宮崎駿監督の新作短編『毛虫のボロ』はCG×手描きに!「怪獣えいがになっちゃいそう」

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宮崎駿監督が制作中の『毛虫のボロ』
宮崎駿監督が制作中の『毛虫のボロ』 - (c) Museo d’Arte Ghinli

 宮崎駿監督が現在制作中の短編映画『毛虫のボロ』はCGと手描きアニメーションを組み合わせたものになることが明らかになった。

リニューアル!ジブリ美術館フォトギャラリー

 もともと『ボロ』というタイトルで、『もののけ姫』と同時期に劇場長編映画化が検討された同企画。2013年の『風立ちぬ』をもって長編制作からの引退を発表した宮崎監督は、少し休んだ後、昨年夏ごろから短編『毛虫のボロ』の制作に従事しているという。主人公のボロは生まれたばかりの1ミリしかない毛虫で、一部CG、一部手描きの12分の作品になる。

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 16日よりリニューアルオープンする三鷹の森ジブリ美術館では、『毛虫のボロ』のデザイン画も宮崎監督のコメント共に一部展示されている。「う~んと小さないきものから見た世界はどんなでしょう」「朝のつぶもみえる!!」「空気のゼリーおいしいのだ」「葉っぱの細胞が見える!!」といったアイデアから、「毛が多すぎて描けません!!」「つくってみないとわからない映画」「怪獣えいがになっちゃいそう」と宮崎監督が新たな挑戦に試行錯誤しているさままで見て取れる。

 いつになるかは未定だが、完成した暁にはジブリ美術館の映像展示室「土星座」で上映される予定。「土星座」では、宮崎監督の『めいとこねこバス』『パン種とタマゴ姫』など9本の短編映画が月替わりで上映されている(上映スケジュールは公式サイトにて)。(編集部・市川遥)

三鷹の森ジブリ美術館の入場は日時指定の予約制
チケットは毎月10日より、翌1か月分を全国のローソンで販売(インターネット、電話、店頭Loppiにて予約、ローソン店頭で引き換え)

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