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見たい。人が死ぬとこ。 本田翼、山本美月出演『少女』新ビジュアル

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2人が見つめる先は…?
2人が見つめる先は…? - (C) 2016「少女」製作委員会

 人が死ぬ瞬間が見たいという欲望を抱いた2人の少女を描く映画『少女』より、主演の本田翼山本美月が白い花の中に横たわる、まるで花に葬られているかのような姿をおさめたポスタービジュアルが披露された。また、公開日は10月8日に決定した。

 本作は、「告白」「白ゆき姫殺人事件」などで知られる作家・湊かなえによる同名ベストセラー小説が原作。「人が死ぬところを見たことがあるの……」と語る同級生に嫉妬を覚えた2人の女子高生、由紀(本田)と敦子(山本)が、「私も人が死ぬ瞬間を見たい」という願望を叶えようと行動する衝撃的な夏休みの物語だ。

 公開されたポスタービジュアルは、制服姿の由紀と敦子が白い花に埋もれるように横たわり、こちらをまっすぐ見つめているという美しくもショッキングな1枚。白の花々は2人に手向けられているようにも見え、どこか“死”を連想させる。その中心に添えられた「見たい。人が死ぬとこ。」という赤字のコピーが引き立ち、見る者の心に強い印象を残す仕上がりだ。

 本作のメガホンを取ったのは、『ぶどうのなみだ』『繕い裁つ人』などで知られる三島有紀子監督。登場人物の心の機微を丁寧につむぎ出すことに定評のある三島監督によって、湊かなえ独特のダークな世界観が映像化される。(編集部・小山美咲)

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