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「バットマン」シリーズの前章「GOTHAM/ゴッサム」とは?主演ベン・マッケンジーが明かす

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ベン・マッケンジー
ベン・マッケンジー

 アメリカでヒット中のテレビシリーズ「GOTHAM/ゴッサム」について、主演ベン・マッケンジーが、ニューヨークで3月4日(現地時間)に行われたAOLのイベントで語った。

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 本作は、ゴッサム・シティの新米刑事ジェームズ・ゴードン(ベン)が、ベテラン刑事ハービーとペアを組み、ウェイン夫妻殺害事件の解決を目指す中、夫妻の息子で後にバットマンとなる少年ブルース・ウェインと知り合い手助けしていくというもの。映画『バットマン』シリーズに登場するペンギン、ジョーカー、キャットウーマン、リドラーなどが悪役になる過程が描かれている点も注目。

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 もし実際に警官だったとしたら、良い警官になっていたと思うか。「おそらくダメだろうね。『サウスランド』でも警官を演じたが、その時は実際にL.A.P.D.と共に訓練をしたものの、共演のマイケル・カドリッツ、レジーナ・キング、ショーン・ハトシーと僕の4人の警官役の中で、警官訓練のカテゴリー全てで僕が最下位だった。マイケルは射撃が上手で、レジーナは何でもできて、ショーンは足が速かった。唯一僕がうまいのは車の運転で、マイケルは撮影で車をぶつけたことがあったが、僕はぶつけなかったよ」と振り返った。

 同ドラマが高い評価を受けていることについて「バットマンのコミック出版から75年がたち、キャラクターがもともと人々から愛されてきたため、オープンにドラマを受け入れてくれる状態にはあった。もちろん、だからといって、ドラマがすぐに愛されるわけではないし、ファンにもこだわりはある。それでも、他の番組と比べて素晴らしい番組だったんだ。良心的な新米刑事が全く不道徳な世界で、将来街のヒーローとなる若者(ブルース)と仲良くなり、その若者のために良き指導者となる。さらに両親の殺人事件を解決する過程で、大きな陰謀に出くわすという設定は、素晴らしい構成になるはずだ」と自信をのぞかせた。

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 同ドラマは、クリストファー・ノーランの『ダークナイト』シリーズを参考にしたのか。「彼の作品では、何よりも彼の美的感覚を僕らキャスト陣やスタッフは見ていた。なぜなら、このドラマはすでに描かれた映画につながっていくからだ。ただ、クリストファーの映画で多少誇張されて描かれた悪役のキャラクターたちは、このドラマではクレイジーな世界観に居ながらも、リアルな人がリアルな問題に対して、普通の人とは異なった対応を取るような形で描いている」と答えた。 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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