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竹野内豊「素敵な選TAXI」枝分は子どもに人気!「あ、枝分さんだ!」と声かけられる

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すっかり息の合った様子の竹野内豊&バカリズム
すっかり息の合った様子の竹野内豊&バカリズム - (C) カンテレ

 主演・竹野内豊、脚本・バカリズムという異色タッグが話題を集めた人気ドラマのスペシャル版「素敵な選TAXIスペシャル~湯けむり連続選択肢~」の収録現場にて、竹野内が自身が演じる枝分(えだわかれ)が子どもから人気を得ていることへの喜びを明かした。

 2014年に放送され、人気を博した「素敵な選TAXI(センタクシー)」は、乗客を過去まで連れていくことのできる乗り物“選TAXI”の運転手・枝分が、人生の選択に失敗した乗客を、やり直したい人生の分岐点まで送り届け、人生を見つめ直させるさまを描き出した。今回のスペシャルドラマでは、1話完結で物語が進んだ連続ドラマのスタイルと変わり、温泉街を舞台に複数の人間の“やり直し”が同時展開する。

 連続ドラマ版からはおよそ1年ぶり。バカリズムは「久しぶりだったので、あれも入れたい、これも入れたいと思い、結果的に台本が長くなって。これだと4時間くらいになってしまうと言われ、削るのが大変でした」と振り返る。一方の竹野内は、「バカリズムさんの台本は会話が生きているので、クスクス笑ってしまうんです」と脚本の魅力を語る。「台本だけで十分面白いので、変に役者が面白くやろうとせずに、バカリズムさんの世界に身をゆだねて、そこに飛び込んだ方がいい」と考えて、撮影に臨んだそう。

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 また、「枝分という役は子どもたちに人気なんです」と明かした竹野内は、「これは初めての経験なのですが、ロケをやっていると『あ、枝分さんだ!』と子どもたちが役名で呼んでくれるんですよ。それは本当にうれしいですね」とコメント。「連ドラが終わった後も、友人や知人、仕事場でいろんなスタッフから『あれ、もう1回やらないんですか?』と言われることが多くて。そういうこともほとんどなかったからうれしいですね」と付け加えた。

 久々の枝分役については、「最初はテンションを上げて演じていたのですが、監督からやりすぎだと言われて。何シーンかやり直しをしました」と笑う竹野内。バカリズムは「連ドラ時から竹野内さんが枝分さんになりすぎていて。朝とかに、まだ枝分さんになってない状態の竹野内さん本人に会うと人見知りしちゃう」と冗談めかしつつも、「枝分さんと竹野内さんとは別人格でできあがっている感じですね。連ドラをやっていない間もどこかで枝分さんは存在しているような感覚だったので、どちらかというと久々に会えたという感じ」と笑顔を見せた。(取材・文:壬生智裕)

テレビドラマ「素敵な選TAXIスペシャル~湯けむり連続選択肢~」は関西テレビ・フジテレビ系にて4月5日よる9時放送

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