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『テラフォーマーズ』実写化不安視にも三池崇史監督は自信

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テラフォーマー&篠田麻里子&三池崇史監督の3ショット
テラフォーマー&篠田麻里子&三池崇史監督の3ショット

 映画『テラフォーマーズ』の完成直前イベントが10日、都内で行われ、メガホンを取った三池崇史監督、篠田麻里子、お笑いコンビ・ハマカーン浜谷健司神田伸一郎)が出席し、現在編集の真っ最中という三池監督は人気漫画の実写化とあって不安視するファンがいることに対しても言及しつつ、作品の仕上がりに自信をのぞかせた。

【写真】テラフォーマーめちゃくちゃ強そう!

 同作は作・貴家悠、画・橘賢一による同名漫画を『クローズZERO』シリーズなどの三池監督が実写化したSFアクション。火星を舞台に、二足歩行の人型に進化したゴキブリ・テラフォーマーと人類の壮絶な戦いを描く。

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 トークの中では、ベールに包まれた本作の内容も少し明かされた。原作では各国から集められた隊員が映画版では全員日本人になっていることに、三池監督は「聞いて納得してもらえるかはわからないですけど、なぜ日本人なのに(名前が)ゴッド・リーなのかという説明もちゃんとあります。(演じる)ケイン・コスギは、原作通り最初に戦います」と説明した。隊員の一人で腕が盾になるクロカタゾウムシに変異する大迫空衣を演じる篠田についても、三池監督は「(原作より)もうちょっと(演出が)衝撃的かも。みんなを導いて守って、これからだっていうところで……」と原作以上の描写に期待をあおった。

記事全体
実際の撮影でも使われたというテラフォーマー

 また、オファーが来た際の気持ちを共に「期待と不安交じりだった」とも明かした三池監督と篠田。舞台が火星であり、その中でアクションを駆使するなどの難問もあったが、三池監督は「今までの日本映画にジャンルとして存在しなかったもので、ましてやデジタル化が進んでいる中で、どうやって撮ろうというところから初心になって考え直す必要がありました」と苦労も語りつつ、「でも、その頃ちょうど『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が公開していて。試写で観させていただいて、やるしかないなと。あの映画に結構助けられました」と述懐。

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 さらに、4月24日より配信される同作の前日譚となるdTV版について、三池監督は「彼らがどういう環境でなぜ選ばれたか、謎も含みながら明かされる。先に観ていただくと、映画に感情移入しやすいです」とアピール。ファンから実写化に「不安」という声もあることについては、「面白い漫画だけに実写化は大丈夫かと思われると思うけど、それを平気なんだという快感を味わってもらえたらと思っているので、ぜひdTVの物語から含めて、劇場に楽しみに足を運んでもらえればと思っています」と期待を込めた。(取材・文:中村好伸)

映画『テラフォーマーズ』は4月29日より全国公開

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