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「おひとりさまな男」が何も持たない男から学んだ幸せとは?『孤独のススメ』4月公開

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映画『孤独のススメ』より
映画『孤独のススメ』より - (C)2013, The Netherlands. Column Film B.V. All rights reserved.

 人付き合いを避ける“おひとりさまな男”と、言葉を発さず過去の記憶も持たない一風変わった男の出会いを描いたオランダ映画『孤独のススメ』が、4月9日より公開されることが明らかになった。併せて公開された予告編では、戸惑いながらも次第に心を通わせていく二人のユーモラスな姿が映し出されている。

 妻に先立たれた初老の男・フレッド(トン・カス)と、ある日突然フレッドの前に現れた何も持たない男・テオ(ルネ・ファント・ホフ)の日常を切り取った本作。フレッドは、「日曜は教会に行く」「こだわりのコーヒーを飲む」「食事の時間は6時ぴったり」など様々なルールのもとでひっそりと生活する“おひとりさまな男”。出来る限り周囲との交流を避けていたが、ひょんなことからテオを家に招き入れ共に暮らすようになる。

 予告編の冒頭では、最愛の妻を失くし息子とも音信不通になったフレッドの単調な毎日が描かれる。そんな彼のもとに無垢で子供のようなテオが迷い込み、やむなく始まった不器用な共同生活。フレッドがテオに食事のマナーを教えたり、一緒にサッカーをする姿などがとても微笑ましい。二人に対し批判的な村人も現れるが、自分を縛っていたしがらみから解き放たれたように時折笑顔を見せるフレッドの姿が印象的だ。

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 本作は、ファンタジー映画『イップ 翼をもった女の子』などのディーデリク・エビンゲが脚本と監督を担当した。(編集部・高橋典子)

映画『孤独のススメ』は4月9日より新宿シネマカリテほか全国順次公開

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