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松山ケンイチ、ぽっちゃり化を共演者にイジられる

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共演者に「若干太ってくれて」とイジられた松山ケンイチ
共演者に「若干太ってくれて」とイジられた松山ケンイチ

 俳優の松山ケンイチが6日、都内の銭湯・有馬湯で行われた映画『の・ようなもの のようなもの』イベントに内海桂子伊藤克信杉山泰一監督、三遊亭小遊三と出席。冒頭で松山が「(新年)一発目のイベントなので、気合を入れて行きたいと思います」と意気込むと、伊藤は「松山君が若干太ってくれて」とコメント。小遊三も「大ヒット間違いなしでしょう、この貫録は」とふっくらとした松山の容姿をイジり、笑いを誘った。

【写真】ぽっちゃりした松山ケンイチ

 同作は故・森田芳光監督作『の・ようなもの』の35年後を描く物語。松山ふんする落語修行中の青年が師匠に頼まれ、かつて一門に在籍していた落語家を捜し出そうと奔走する姿が描かれる。

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 同銭湯でも寄席のシーンが撮影されており、松山は「ものすごく懐かしいです。お客さんを入れて最初から最後までやらせていただいて、自分の中でこれからも決して経験できないだろうなという貴重なことでした」としみじみと述懐。

 演目は10分ほどの長丁場だったそうで、小遊三から「全部覚えたの?」と聞かれると松山は「全部覚えました」とさらり。「どこをどう切ったらいいかは自分に任せてくれたので、すごく楽しい作業でした」と続けると、小遊三も「見事な演技でした」と松山の努力を褒め称えた。

 また、MCから「落語に興味がわきましたか?」と問われた松山は「大好きですけど、やるのと聞くのは全然違いますね」と謙遜。すると、伊藤が「今、(松山の)マネージャーの『落語できます、うちの松山何でもできます』って売り込みがすごいんですよ」と冗談を飛ばし、松山はすかさず伊藤をはたいてツッコみ、会場を沸かせていた。(取材・文:中村好伸)

映画『の・ようなもの のようなもの』は1月16日より新宿ピカデリーほか全国公開

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