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ゴールデン・グローブ賞の司会名コンビ、ティナ・フェイとエイミー・ポーラーが組んだ新作

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エイミー・ポーラー
エイミー・ポーラー

 ゴールデン・グローブ賞で司会を3度、共に務めたティナ・フェイエイミー・ポーラーの名コンビがタッグを組んだ新作『シスターズ(原題) / Sisters』について、エイミー・ポーラーが語った。

 本作は、両親が実家を売却することになり、片づけをするため帰郷した看護師モーラ(エイミー)とメイクアップ・アーティストのケイト(ティナ)姉妹が、懐かしさから高校時代の友人たちを呼んで盛大なパーティーを開くが、思わぬ出来事が次々巻き起こるというストーリー。映画『ピッチ・パーフェクト』のジェイソン・ムーアがメガホンを取った。

 脚本家ポーラ・ペルについて「今作の脚本は、『サタデー・ナイト・ライブ』のスケッチコメディーやさまざまな番組を手掛けてきたコメディーの天才脚本家ポーラ・ペルの日記を基にしているの。彼女にはワイルドな姉が居て、そんな姉と自分のことをまるで連続殺人犯のように詳細に記したものなの」と明かした。

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 映画を観る限り、かなり楽しい撮影に思える。「確かに撮影は楽しかったわ。撮影も楽しめて、映画も面白い作品になることはまれだけど、今作はそうなった。今作では、アイク・バリンホルツ、マーヤ・ルドルフの他に、多くの『サタデー・ナイト・ライブ』の新旧メンバーが登場している。さらにプロレスラーのジョン・シナも出演していて、彼はすぐにわたしたちコメディアンの環境に慣れてくれた。映画内では高校時代の友人と再会して、積もる話をするけれど、わたしたちも実際に撮影現場で『サタデー・ナイト・ライブ』の新旧メンバーと近況を話し合う機会をもうけることができた」と振り返った。

 どんな観客に鑑賞してほしいのか。「ティナもわたしも家族に姉妹は居ないけれど、今作を手掛けるうえで姉妹を持つ多くの人と話した際に、ほとんどの人は実の姉妹を連れて今作を鑑賞したいと話してくれた。ある意味、今作は家族映画と思っている。実際、自分の姉妹に関してすごくよく理解しているけれど、お互いに全く共通点がない姉妹もたくさんいるでしょ。それに家族のメンバーは自分で選択できないし、(やっかいな家族ならば)ある意味、神から受けた天罰みたいなものだと思う(笑)。そんなさまざまな家族を持つ人に鑑賞してほしいわ」と笑顔で答えた。

 映画は、シリアスな題材を扱ったオスカー候補目白押しのシーズンに、息抜き出来る最適な映画だ。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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