吉田羊、ピース又吉と腕組みレッドカーペットに照れ

　女優の吉田羊、広瀬すずらが26日、都内にて、2015年に活躍した女性、そして今後の活躍が期待される女性に贈られる「VOGUE JAPAN Women of the Year 2015」の授賞式に出席した。この日、芸人で作家の又吉直樹（ピース）がエスコート役で登場し、吉田と共にレッドカーペットを歩き出すと、報道陣から「腕を組んで！」というリクエストが飛び、二人は歩き直すことに。昨日の「第44回ベストドレッサー賞」に続き二日連続で又吉と共演した吉田は、「うれしいです」と照れ笑いを浮かべていた。

【写真】吉田羊＆広瀬すず、美の共演！レッドカーペットギャラリー

　「VOGUE JAPAN Women of the Year」は、ファッション誌「VOGUE JAPAN」が、スタイル・生き方・美において日本の読者をインスパイアし今年一年に各分野で圧倒的な活躍を見せた女性たちに贈るアワード。11回目となる今年の受賞者に選ばれた吉田は、「わたしの人生の中で予想もしなかった出来事でした」と感無量の様子。「お仕事に一生懸命向き合って来た結果として、このようなご褒美をいただいたことは、『君はそれでいいんだ』とわたしの人生に一つ丸を付けていただいた気分です」と喜びを表現した。

　また、又吉と腕を組んでレッドカーペットを歩いたことについて、吉田は「自分が尊敬する方と肩を並べて歩く機会は、みんなが叶えられるものではないので、これもご褒美の一つとしてかみしめて歩かせていただきました」とニッコリ。又吉と共に出席したピースの綾部祐二が「俺、必要かな？」といじけながらも、「相方のどこが魅力ですか？」と吉田に問い掛けると、吉田は「ひょうひょうとして言葉が豊かなところ。思いがけない角度からアドバイスしてくれそう」と語り、綾部を納得させていた。

　一方、同賞を受賞した同じく女優の広瀬は、少し丈の長めのワンピースとハイヒールを合わせたシックな装いで登場。「このような賞をいただきありがとうございます。すごくキラキラした皆さんの中で、こんなわたしが？　ってずっと恐縮に思っているんですが、素敵な女性になれるようがんばります」と爽やかな笑顔を見せた。

　吉田、広瀬のほかに、デザイナーの阿部千登勢さん、染織作家で随筆家の志村ふくみさん、ダンサーの菅原小春さん、直木賞作家の西加奈子さん、水泳選手の渡部香生子さん、メタルダンスユニットのBABYMETALが同賞を受賞。また今後の活躍が期待される女性を称える賞「Rising Star of the Year 2015」 にはファッションデザイナーの黒河内真衣子さんが選出された。（取材：坂田正樹）