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水原希子とのデート報道後、野村周平初の公の場

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昔から賞が欲しかったという野村周平
昔から賞が欲しかったという野村周平

 俳優の野村周平が21日、「第25回映画祭TAMA CINEMA FORUM」で上映された映画『愛を積むひと』舞台あいさつに杉咲花と登壇した。野村は一部週刊誌による女優・水原希子との“手つなぎデート”報道後、初の公の場への登場となったが、報道に関する発言はなかった。

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 「第7回TAMA映画賞」で、本作をはじめ多くの話題作に出演し、最優秀新進男優賞を受賞した野村。同じく最優秀新進女優賞を受賞した杉咲と共に登壇すると「昔から賞が欲しいと思っていたので、うれしい気持でいっぱいです」と笑顔を見せた。また劇中、杉咲とは恋人同士という役柄だったが「(撮影地だった北海道の)美瑛の自然の中、地平線を見ながらおしゃべりしたり、夜はスタッフの方たちとご飯を食べに行ったりしていました」と杉咲との距離感のつめ方を明かした。

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 また石塀作りのシーンについて野村は「(佐藤)浩市さんの腰が心配で芝居に集中できませんでした」と冗談ぽく話し会場を沸かせると「美瑛はすごくきれいな場所で、ゆったりとした時間の中で撮影ができたのが楽しい思い出でした」と当時をなつかしそうに振り返った。

 杉咲は当時16歳ながら母親でもある役に挑戦。「やっぱりわからないことだらけだったので、わたしと同じぐらいの年齢でお母さんになった人の思いなどをネットで調べて挑みました」と役へのアプローチ方法を明かすと「でも実際赤ちゃんを抱いたら、いろいろな責任を感じました」と感想を語っていた。そんな杉咲に野村は「最初は(赤ちゃん抱くの)慣れてなかったよね、赤ちゃんの方が大きい感じだったし」と突っ込みを入れていた。

 映画『愛を積むひと』は、佐藤浩市樋口可南子がふんする熟年夫婦が、北海道で第二の人生を送る姿を感動的に描いた人間物語。野村は夫婦の石塀作りを手伝う見習い杉本を、杉咲は杉本の恋人役として出演している。(磯部正和)

「第25回映画祭TAMA CINEMA FORUM」は11月21日~29日まで(24日は休映)、東京都多摩市内の3会場4スクリーンで開催

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