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『007』聖地・ホテルニューオータニに竹中直人&小堺一機が興奮

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『007』について熱く語った栗山千明、竹中直人、小堺一機
『007』について熱く語った栗山千明、竹中直人、小堺一機

 人気スパイアクション最新作『007 スペクター』とWOWOWがコラボレーションし、関連番組を連続10時間にわたり放送する特番「特集:ジェームズ・ボンドに愛をこめて」の収録が11日、東京のホテルニューオータニで行われ、番組ナビゲーターの栗山千明と、大の007ファンを自任し、ゲスト出演する竹中直人小堺一機が会見に出席。三人は『007』への熱い思いを語り合った。

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 この日の収録場所、ホテルニューオータニはショーン・コネリーが初代ボンドにふんした『007は二度死ぬ』(1967)でロケ地として使われた。竹中が「『007』は小学生からリアルタイムで観てきました。大好きなショーン・コネリーが立ったニューオータニに来られて感動」と明かすと、小堺も「いわば聖地ですよ。僕は高校の頃、ここで掃除のバイトをしたので思い入れもある」と話した。

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 1962年から半世紀以上ファンを魅了し続ける理由について、小堺は「アクション映画の原型となった作品。だけどボンドは、戦うときは未だにスーツを着ているんです。アクションの途中でカフスを直すシーンを入れるくらいで、夢物語を見せ続けてくれる。男の子の憧れでしょう」と言うと、竹中は「ショーン・コネリーが僕の最初の憧れのスターだった。『007/ゴールドフィンガー』で彼がアストンマーティンに寄りかかっているシーンが、カッコよくてね。今のダニエル・クレイグも、車の前での足の開き具合いがちょうどいい。立ち姿や佇まいが研究されていて、007の立ち方があるんです」と演じ手ならではのポイントを挙げた。

 「女性から見たボンドは?」との質問に、栗山は「大人の色気があって、スーツを着た姿も、出で立ちもシュッとしていて、エレガントさがありますね」と話し、一番好きなボンドに「やっぱりアクションがどんどんすごくなっているから、ダニエル・クレイグかな。でも選べないです。今度の新作もすごく楽しみです」と笑顔を見せた。

 『007 スペクター』は、ダニエル・クレイグが4度目のボンド役に挑んだシリーズ24作目。前作『007 スカイフォール』のサム・メンデス監督が再びメガホンを取り、ボンドが自身の過去と向き合いながら、悪の組織スペクターを追って活躍するさまを描く。

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 11月28日に「WOWOWシネマ」で無料放送される本特番では、ショーン演じる初代ボンドの『007 ロシアより愛をこめて』『007/ゴールドフィンガー』に加え、ダニエル主演でユダヤ人3兄弟を描いた感動大作『ディファイアンス』、第72回アカデミー賞で作品賞などに輝いたメンデス監督作『アメリカン・ビューティー』を放送。キャスト・スタッフのインタビューや「歴代ボンド」「ボンドカー」などのテーマ企画も盛り込み、魅力を掘り下げる。12月にはコネリー版『007』シリーズの一挙放送も予定されている。(取材・岸田智)

「特集:ジェームズ・ボンドに愛をこめて」はWOWOWシネマにて11月28日午前11時30分~午後9時30分まで無料放送
映画『007 スペクター』は12月4日より全国公開、11月27日~29日先行上映

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