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稲川淳二、女子高生を涙目にさせる「17歳は一番霊感が強い」

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夏にぴったりな恐怖講座で納涼……女子高生に囲まれた井上苑子と稲川淳二
夏にぴったりな恐怖講座で納涼……女子高生に囲まれた井上苑子と稲川淳二

 タレントの稲川淳二が17日、都内で行われた映画『死霊高校』公開直前イベントに、高校生シンガー・ソングライターの井上苑子と共に出席し、“夏の恐怖講座”で会場に集まった女子高生たちの背筋を凍らせた。

【写真】こわすぎ!稲川淳二の恐怖講座

 ハリウッド版「学校の怪談」ともいうべき本作は、呪われた学校を舞台に、高校生たちの恐怖体験をPOV方式で描きだしたサスペンスホラー。夏の特別課外授業として開催されたこの日の試写会には、夏休みにもかかわらず、32人の女子高生たちが制服姿で来場した。

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 「今日はお若い方が多いですね。実は17歳は一番霊感が強い時期なんですよ」と切り出した稲川は、アメリカや日本のポルターガイスト現象の陰に、必ず17歳くらいの若い女性がいたといった事例を説明してみせると、いきなり観客を指さしながら「あなたとか! あなたとか! あなたも見るんだ!」と叫び始め、女子高生たちを涙目にさせた。

 さらに「人間が幽霊を見やすいのは、修学旅行とか、夏とか、非常にリラックスしていて、なおかつ心が高揚しているとき。興奮しているときに霊を見やすいですね。ただ、霊的な物は冬の方が磁場が強い。人間同士は磁場と磁場がぶつかるから、近くに来るとふっと気配を感じる。でもふっと気配を感じて振り返っても、何も見えないときがあるでしょ。そういうときは霊がいるんですよ」と語るや否や、いきなり出口に向けて「帰れ、お前!!」と怒鳴りだし、再び会場は騒然。すぐさま「いや、会場が退屈したかなと思って」とほほ笑んだ稲川にホッと緩んだ会場内。稲川の緩急自在な語り口に、会場の女子高生たちはすっかり心奪われた様子だった。

 そんなイベントも一段落したとき、突如「なんか怖いなぁ」とつぶやき始めた稲川。するといきなり場内の電気が消え、女子高生たちは「キャー!」と悲鳴。そこに本作のキャラクター、チャーリーが首に縄をつけた女子高生を引きずりながら登場。「無理無理無理!」「何なの!?」「怖い!!」といった叫び声が暗闇の中に響き渡った。もちろんこれはイベント主催側のサプライズドッキリであったわけだが、井上も「こういうことがあるとわかっていても本気で怖かったです」と引きつった笑顔を見せた。(取材・文:壬生智裕)

映画『死霊高校』は8月22日より全国公開

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