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人気声優・神谷浩史、リヴァイ役に「どういう声を当てればいいんだよ!」

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(左から)神谷浩史、小野大輔、諫山創、荒木哲郎
(左から)神谷浩史、小野大輔、諫山創、荒木哲郎

 人気声優の神谷浩史小野大輔が4日、新宿バルト9で行われた『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』大ヒット舞台あいさつに原作者の諫山創、監督の荒木哲郎と出席した。トーク中、二人は諫山から「『進撃の巨人』をやっていて何が嫌でしたか? いいことばかりじゃなかったと思うんですが」と質問を受けると、神谷はリヴァイ兵長という大役を任されてのプレッシャーを挙げ、小野はエルヴィンの個性が理解できなくて苦しんだことを告白した。

『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』フォトギャラリー

 諫山からの質問に「リヴァイという大役を任されて、人気者になるということを義務付けられて、『どういう声を当てればいいんだよ!』『そんなプレッシャーに勝てるわけねえだろ!』って、そこが嫌でした」としみじみ述べた神谷。だが続けて「今となってはこの役を頂いたことで声優になって良かったと思ったし、こんなに幸せな声優はいないだろうって誇りに思っております」と感謝した。

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 一方、エルヴィン団長役の小野は「正直エルヴィンのことがわからない時期が長くあって、つらかった」とこぼすと、「エルヴィンにとって幸せとはなんだろうって思った」と苦悩があったことを告白。だが、その後はエルヴィンを理解するようになったといい、「何か大切なものを捨てることによって、何かを得る。エルヴィンは実は前向きな気持ちを持っているんだと気付きました。この作品に流れているエネルギーというのは本当にポジティブなんだとも」と話した。

 本作は、大ヒットを記録したテレビアニメ「進撃の巨人」の後半14話から25話までを新たに再編集したもの。諫山はそんな二人の話に耳を傾けつつ「作品から(関係者らの)苦労がにじみ出ているような気がした」とコメント。「いろいろなプロの方に関わってもらって、素晴らしい作品ができ上がりました」とあらためて劇場版の完成にうれしそうな表情を見せていた。(取材・文:名鹿祥史)

『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』は全国公開中

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