生田斗真、結婚に興味津々！

　俳優の生田斗真が16日、都内で行われた映画『予告犯』大ヒット舞台あいさつに、濱田岳と共に登壇した。この日、劇中で犯行を予告する新聞マスク集団「シンブンシ」のメンバーを演じている生田と濱田は、3人の占い師から運を「予告」されることに。そろそろ結婚も視野に入れているのか、生田は自身の恋愛・結婚運について興味深く聞き入っていた。

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　手相占いで、愛の伝道師・JUNO（ゆの）から、「奇跡的にきれいな恋愛・結婚線を持ち、恋愛については誠実で真面目、将来は理想の女性と結婚できる」と診断された生田は「奇跡の男！」と大喜び。しかし、女性選びは入念で、簡単には恋愛しないと言われると、「あ～なるほどね」とうなずく場面も。また、「運命の女性は美人で仕事も家庭のこともできる人、結婚すると器がでかくなる」といううれしい結果に、「結婚は幾つぐらいですか？」と興味津々だったが、これから5年以上はかかると告げられると、がっくりと肩を落とした。

　一方、占いは初めてという濱田は、黒のベールを付けた占い師・さくらに「怖い……」とおびえながらもタロットで金運を占ってもらうことに。「3年前の努力が花開き、来年再来年に実がなり、ヨーロッパ、アジア圏から仕事が入ってくる。どんどんお金が入ってくる」という結果が出ると、濱田は「やったぜ！」と満面の笑みを浮かべた。

　中村義洋監督がメガホンを取った本作は、ネット上に投稿した犯行予告動画通りに、警察や法律では裁けない悪人たちに制裁を加える新聞マスク集団「シンブンシ」と、警視庁サイバー犯罪対策課のエリート捜査官・吉野との頭脳戦を描いた社会派エンターテインメント。

　6日に公開初日を迎えた本作は、11日間で観客動員数45万人、興行収入6億円を記録。生田は「たくさんの方の心にズシンと届いているみたいで、頑張って作ったかいがある」と満ち足りた表情。さらに、21日まで開催中の上海国際映画祭でのオフィシャルセレクションでの上映と、秋からの台湾公開が決定したことも伝えられると、生田は「日本映画のために自分の力をちょっと貸したいなとか、大きな船を動かすための歯車でいたいと常に思っているので、自分が自信を持って送り届けられる作品が海外でたくさんの評価をもらえるのはうれしい」とコメント。濱田も「（台湾に）舞台あいさつに行きたいですね」と目を輝かせた。（取材・文：鶴見菜美子）

映画『予告犯』は全国公開中