『マッドマックス』砂漠の独裁者イモータン・ジョー！“ラスボス”ぶりが半端ない特別動画！

　大ヒットアクションシリーズ30年ぶりの最新作『マッドマックス　怒りのデス・ロード』から、水も石油も尽きかけた、荒廃した砂漠を支配する独裁者イモータン・ジョーの狂気を捉えた特別動画が公開された。

　悲惨な状況で家族を失って以降、荒廃した近未来の荒野をさまよう元警官・マックスが、独裁者ジョーの支配から逃れようと砂漠を駆ける女たちとマックスの戦いを描き出す本作。トム・ハーディ演じる主人公マックス、そしてシャーリーズ・セロンふんする女戦士フュリオサが連れる自身の「妻」たちを取り戻すべく執拗（しつよう）に追い詰める“ラスボス”がイモータン・ジョーだ。

　砂漠において最も重要な資源である「水」を独占し、恐怖と暴力で人々を支配するジョー。しかし、その体は大気汚染の影響でダメージを受け、呼吸のためのマスクが手放せず、巨大な発疹に覆われた全身をスケルトンのよろいで守っている。

　そんな彼が作り上げた世界は、狂気（マッド）そのもの。公開された動画では、巨大な要塞から人々に向けて水を放出し権力を誇示するだけでなく、「繁殖システム、血液バンク、母乳、水栽培」など、ジョーが構築したシステムが紹介されていく。

　ジョーを演じるのは、『マッドマックス』で暴走族を率いるトゥーカッター役を務めたヒュー・キース＝バーン。自身の演じる荒野の独裁者についてヒューは「自分を神だと考え、逆らう者を平然と殺す」とコメント。さらに、彼の手から逃れようとするワイブズを追う理由を、「彼は美しい妻たちに、子を産ませたいんだ。イカれてる。すごいよ」と説明しており、その狂気に太鼓判を押している。（編集部・入倉功一）

映画『マッドマックス　怒りのデス・ロード』は6月20日より全国公開