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喜びと悲しみを失った少女の心が壊れていく…ピクサー最新作『インサイド・ヘッド』予告編

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頭の中の“司令部”から感情たちは見守っています - 映画『インサイド・ヘッド』
頭の中の“司令部”から感情たちは見守っています - 映画『インサイド・ヘッド』 - (C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 ディズニー/ピクサー映画『インサイド・ヘッド』の最新予告編が公開され、喜びと悲しみの感情を失った少女の心が壊れていく様子が明らかになった。製作総指揮を務めたジョン・ラセターは、「想像してみてください。ヨロコビとカナシミがいない、イカリとビビリとムカムカだけの11歳の子供ですよ。そんな11歳なんて考えられませんよね?」と語っている。

 ピクサーの長編アニメーション20周年記念作品となる本作は、11才の少女ライリーの中にいる“感情たち”を主人公にした物語。彼女の中にいる五つの感情(ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミ)は、いつもライリーの幸せを願って行動していた。しかし、ある日父親の転勤のため住み慣れた土地を離れ、見知らぬ土地に引っ越したことをきっかけに、ライリーの心は不安定になってしまい感情たちも大混乱。

 さらに頭の中の“司令部”からヨロコビとカナシミが放り出されてしまい、残された感情たちで何とかライリーの心をコントロールしようと奮闘するものの、徐々にライリーの心は壊れていってしまう。映像では心がめちゃくちゃになってしまい、両親ともうまくコミュニケーションがとれず、自分を取り巻く環境に困惑するライリーの姿が映し出されている。

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 監督のピーター・ドクターは映画について「感情たちは、わたしたちの頭の中にいる声のような存在です。そして子供時代が去ってしまうことにはホロ苦くちょっと悲しい思いがつきまとうものです。それがこの映画のカギとなっています」と説明。また「これはかつて子供時代を経験した大人も共感できる、『あなた』の物語です。数々の映画で観客をイマジネーションの世界に連れていったチームが作る感動的なストーリーです。テーマパークのように無限に広がる頭の中で展開されるエンターテインメントを楽しんでほしいです」と呼び掛けている。(編集部・井本早紀)

映画『インサイド・ヘッド』は7月18日より全国公開

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