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ディズニーランドだけじゃない…ウォルト・ディズニーの“未来都市計画”が明らかに

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ウォルト・ディズニーが描いた理想郷…… - 『トゥモローランド』イメージビジュアル
ウォルト・ディズニーが描いた理想郷…… - 『トゥモローランド』イメージビジュアル - (C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.

 ディズニー映画『トゥモローランド』の特別映像が公開され、ウォルト・ディズニー社の創業者であるウォルト・ディズニーが描いていた“未来都市計画”の一端が明らかになった。

 同作は、ウォルトが遺した最大の謎にして最高のプロジェクトといわれている、全てが可能になるといわれる理想の世界“トゥモローランド”をめぐり、冒険に憧れる17歳の少女ケイシー(ブリット・ロバートソン)、トゥモローランドの存在を知る男フランク(ジョージ・クルーニー)、そして二人をトゥモローランドへと誘う謎の少女アテナ(ラフィー・キャシディ)の冒険を描くミステリーアドベンチャー。

 今回公開された映像では、ウォルトが“トゥモローランド”の下敷きになった自身の夢である「EPCOT(実験的未来都市)計画」について自ら語るさまが映し出される。映像中、ウォルトは「現代社会では生活の全てが科学の影響を受け続けます。今は不可能なことが将来は現実になる」と科学への信頼や未来への期待を明かし、EPCOTについて「今までにない暮らしを実現できる場所です」と自信をのぞかせている。

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 本作はそんなウォルトの理想都市を映像化。映像と併せて公開された映画のイメージビジュアルには、ウォルトが展開していたデザイン、交通手段や配置などに似た建物が建造されていることがうかがえる。主演のジョージ・クルーニーは「(映画は)ウォルト自身を物語る作品だ。実際にウォルトの計画とこの映画はよく似ている」と語り、“トゥモローランド”を「われわれの技術を尽くした理想郷だ」と表現する。

 またメガホンを取ったブラック・バード監督は、「“トゥモローランド”の構想はディズニー自身にもつながっている」といかに映画にこの計画が根付いていたかを力説。脚本・製作を担当しているデイモン・リンデロフも「“トゥモローランド”はSFじゃない科学的現実だ」とコメントしている。(編集部・井本早紀)

映画『トゥモローランド』は6月6日より全国公開

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