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菊地凛子、母親役に感無量!母と娘は「いびつな関係になり得る」

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母娘を演じた小松菜奈と菊地凛子
母娘を演じた小松菜奈と菊地凛子

 女優の菊地凛子(34)が14日、都内で行われた、連続ドラマW 「夢を与える」舞台あいさつ付き完成披露試写会に、小松菜奈(19)、犬童一心監督と共に出席した。劇中、菊地は、一人の母親の30代前半から48歳までを演じており、「役者冥利(みょうり)に尽きる」と感無量の面持ちで語った。

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 芥川賞作家・綿矢りさの小説を初めて連続ドラマ化した本作は、芸能界を舞台に、娘に夢を託す元モデルの母・幹子(菊地)とスターになった娘・夕子(小松)が、次第に欲望の渦に巻き込まれていくさまを描いたスキャンダラスな物語。

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 テレビドラマ初主演にして、実年齢より年上、さらに大きな子供を持つ母親という難役に挑んだ菊地は、「役者冥利(みょうり)に尽きるというか、年齢を幅広くやっていくのはいい経験でした」とキャリアアップにつながったことを手放しで喜んでいる様子。また、「いびつな関係になり得るのが母と娘」と自身の見解を述べながら、「息子ではなく娘がいる母親役というのは、女性としても母親としても難しいテーマというか、やりがいのある役で、充実した撮影期間を得ることができました」と振り返った。

 一方、映画女優として話題を集める小松もドラマ主演は初めて。劇中では大声を出すシーンが多かったそうで、「こんなにも声が出るんだ! と新しい発見がありました」とにっこり。しかし、夕子同様にモデル・女優として活躍していることから、「夕子を演じているのに、小松菜奈で応えちゃう部分があって、役が近くて逆に難しい部分もありました」と苦労を告白。母親とぶつかっても、「普段はすねる面倒くさいタイプ」であることも明かしていた。

 そんな二人を主演に迎えた本作に自信を見せる犬童監督は、「(スタッフに)嫌がられて、撮るのが(実現するのが)難しかった」とも。原作が出てすぐに綿矢に映像化を打診し、シナリオまで見せたそうで、ここまで来るのに約6年。「待ってくれた綿矢さんにやっと見せられるなということがうれしかった」としみじみと語った。(取材・文:鶴見菜美子)

連続ドラマW 「夢を与える」はWOWOWプライムにて5月16日より放送(全4話/第1話無料放送・毎週土曜よる10時~)

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