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AVデビュー作で涙…セクシー女優が舞台裏明かす

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(左から)栗林里莉、森田亜紀、伊東紅
(左から)栗林里莉、森田亜紀、伊東紅

 9日、アダルトビデオ撮影現場のメイクルームを舞台にした映画『メイクルーム』の初日舞台あいさつがヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、キャストの森田亜紀栗林里莉大迫可菜実柴田明良田嶋高志、そして森川圭監督が登壇。登壇予定だった伊東紅は体調不良で欠席するも、その後に行われた囲み取材には駆け付けた。

【写真】劇中シーンとAVデビュー時が重なって…

 本作は、現役AV監督でもある『エクステ娘 劇場版』などの森川監督が、2010年に上演されたワンシチューエーションコメディー舞台劇を映画化。アダルトビデオ撮影現場のメイクルームで起こるドタバタを描く。

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 撮影を通じてAVの現場を体験したという主演の森田は、「AVのメイクさんはメイクだけじゃなくて衣装や下着も管理していることを現場で初めて知りました。段取りもメイクさんが気付いてやらなくちゃいけないことを知って、大変なんだな」と共感。さらに「女性にこそ観てもらいたい」と話し、「全然いやらしいところはなく観ることができるので、こういうふうに作っているのか、とか観てもらいたい」とアピールした。

 一方、セクシー女優としても活躍し自身の経験と重ねて振り返った栗林は、「わたしもデビュー作のときはリアルにメイクルームに戻った瞬間に泣いたので共感しました」と劇中のシーンに自分を重ね、「(映画は)のぞき見しているような感覚で観て、お仕事として共感してくれる方がいるといいな」とコメント。

 同じくセクシー女優の伊東も「わたしもデビュー作品では泣きました。自分の意志で決定して得ることも多いけど、失うことも多いので、皆、決意して自分をさらけ出すことは同じなんだな」と映画を通じで感じた胸の内を明かした。(中村好伸)

映画『メイクルーム』はヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開中

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