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人食いストリッパーを描いた映画とは?手掛けたのはリンカーンセンターのパブリシスト!

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ジャスティーナ・ウォルフォードとジョン・ワイルドマン監督
ジャスティーナ・ウォルフォードとジョン・ワイルドマン監督

 ニューヨークのリンカーンセンターのパブリシスト、ジョン・ワイルドマンが、自ら監督を務めた話題作『ザ・レディーズ・オブ・ザ・ハウス(原題) / The Ladies of the House』について、共同脚本家ジャスティーナ・ウォルフォードと共に語った。

 ストリップバーで友人カイの誕生日を祝っていた兄弟、ジェイコブとデレック。カイお気に入りのストリッパー、ジンジャーの家を3人で訪ねたところ、カイが豹変(ひょうへん)し彼女を襲って半死状態にしてしまう。トラブルに巻き込まれた兄弟は、彼女の同居人の人食いストリッパー、リン、ゲッティ、クリスタルと、血まみれの死闘を繰り広げる。

 脚本を共同執筆した過程について「実は、今作のアイデアは全てジャスティーナのものだ」とジョンが答えると、ジャスティーナは「舞台劇の脚本家のわたしは、映画ではドラマやロマンチックコメディーのアイデアを考えたけれど、そのアイデアが尽きて、冗談で『人食いのストリッパーの映画はどう?』とジョンに聞いたの。すると彼は『もしその脚本を書いたら、製作しよう』と言ってくれた。それで脚本を書き始めたら、強い女性たちを主人公にしたことで、脚本が書きやすかったの」と答えた。その後、途中からジョンが脚本を引き継いだそうだ。

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 本作で影響を受けた作品は「三池崇史監督の映画『オーディション』。映画内でリンが着けるエプロンは、当初黒にしたけれど、それでは明らかにあの映画へのオマージュになると思ってやめた。その他に、韓国映画『オールド・ボーイ』の映像や緊張感に影響を受けたし、映画『悪魔のいけにえ』のドリー(レール上の台車)ショットも参考にした」とジョンが答えた。

 本作の撮影はテキサスの自宅で行おうとしたそうだ。「ホラー映画だから、部屋が血のりなどで汚くなるのがわかっていた僕らは、その全ての撮影が自宅でできるように、車の値段ぐらいの安い家をテキサスで買ったんだ。ところが夏のテキサスは驚くほど暑く、丸1日のエアコンのコストや俳優全員の化粧室の準備を考えると、ローカルのスタジオを借りた方が安くなるため、結局それを借りて屋内の撮影を全て行った」と思わぬ苦労を明かした。

 映画は、人食いストリッパーが男たちを徐々にいたぶっていくシーンが強烈で、一度観たら、しばらくは頭から離れないこと間違いなしだ。5月1日よりiTunesなどで配信。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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