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“光の画家”ターナーの謎に満ちた人生を追う…『秘密と嘘』マイク・リー監督最新作予告編

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謎に包まれたターナーの人生とは…?
謎に包まれたターナーの人生とは…? - (C) Thin Man Films

 映画『秘密と嘘』『ヴェラ・ドレイク』などの名匠マイク・リー監督最新作『ターナー、光に愛を求めて』の予告編が公開され、“光の画家” ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーの謎に満ちた人生の一端が披露された。

 パルムドールや金獅子賞をはじめ、数々の賞に輝くリー監督が12年以上温めてきた本作は、18世紀末から19世紀にかけて活躍したイギリスの風景画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーの半生に迫る伝記ドラマ。『ハリー・ポッター』シリーズのピーター・ペティグリュー役などで知られる個性派俳優ティモシー・スポールが主演を務め、第67回カンヌ国際映画祭男優賞に輝いている。

 公開された映像は、ターナーの天才画家としての側面に加え、父親を亡くし悲嘆に暮れる不器用で孤独な人間としての側面を切り取ったもの。「朝日と夕日の描き方は違うの?」と尋ねられ、「天候 湿度 風によって光が微妙に変わります」と答えるなど、「読み書きより先に絵を描いた」というターナーの天性の才能を感じさせる場面に目を見張る。

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 一方で、なぜか名前と身分を偽って意外な場所を旅していた自由気ままなターナーが、独特な作風ゆえに評論家に笑いものにされたり、助手を務めていた父親の突然の死に強いショックを受けたりする姿には胸を締め付けられる。愛と光を追い求めた天才画家の知られざる人生に、ターナーの新たな魅力や人生の素晴らしさを発見すること間違いなしの一本だ。(編集部・吉田唯)

映画『ターナー、光に愛を求めて』は6月20日にBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開

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