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井上真央「花燃ゆ」低視聴率は自分の力不足…「あまりいじめないで」

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あくまで前向きに思いを語った井上真央
あくまで前向きに思いを語った井上真央

 女優の井上真央が20日、都内で行われたNHK大河ドラマ「花燃ゆ」第18回完成試写会に出席。視聴率の低迷がささやかれる本作について、「主演である以上、わたしの力不足ですとしか言えない。あまりいじめないで、お手柔らかにお願いします」と素直な思いを打ち明けた。この日は東出昌大土屋勝裕チーフプロデューサーも登壇した。

井上真央「花燃ゆ」に前向きの姿勢!フォトギャラリー

 本作は、幕末の長州藩士・吉田松陰の妹・文(井上)を中心に、新時代へ松陰の志を継いでいった若者たちの姿をダイナミックに描いた青春群像劇。初回に16.7%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)という大河史上ワースト3の数字を記録するなど、視聴率の苦戦が報じられている。

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 伸び悩む視聴率について井上は、「いろんな原因があるのかなと思います」と言いつつも、「主演である以上、わたしの力不足ですとしか言えない」ときっぱり。「現場は進んでいくので、そこで落ち込んだり腐ったりしても皆さんに迷惑をかけますし、やりきるしかない」と胸中を告白すると、「この作品をやると言ったからには、それなりの覚悟を決めてやっています。まだまだ闘いは続くので、最後まで頑張って笑顔で乗り切りたい」と決意を表明。最後は「いろんな方から励ましのメールや言葉をもらうので、いろんなことが(ニュースに)書かれているのかなぁと思います。あまりいじめないで、お手柔らかにお願いいたします」とはにかんだ。

 また東出は、「先週、大河を観ようと思って8時に(テレビを)つけたら7時15分からだった。そういう不運で僕自身も視聴率に貢献できなかった」と苦笑い。「視聴率は翌日には記事になってしまうので、『ワースト更新』とかいう記事をご覧になって、観ない人が増えるのは残念」と訴えながら、「僕らは覚悟と至誠を尽くして作っているので、記事に左右されず観ていただいて評価していただけたらと思います」と思いを語った。

 5月3日放送の第18回「龍馬!登場」からドラマは第2章に突入。松陰亡き後の、幕末の動乱期を力強く生きる若き志士たちや文の姿が描かれる。(取材・文:鶴見菜美子)

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」は毎週日曜午後8時からNHK総合ほかで放送中

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