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松尾スズキ、松田龍平を絶賛!「色気もユーモアもあるいい役者」

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10年前の松田龍平について語った松尾スズキ監督
10年前の松田龍平について語った松尾スズキ監督

 劇団「大人計画」の松尾スズキ監督と俳優の松田龍平がタッグを組んだ映画『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』大学生向けトークセッションが30日、東京・早稲田奉仕園で行われ、松尾監督が出席した。監督は、映画初監督作品でもある『恋の門』(2004年)以来、約10年ぶりにタッグを組んだ松田について、「いい役者に成長した」とその成長ぶりを絶賛した。

【写真】松田龍平がお金恐怖症に…

 お金アレルギーになり東北の寒村に移り住んだ元銀行員(松田)が、お金を全く使用しない生活に挑むさまを描いた本作。監督は会場に集まった大学生らを前に、10年前の松田について「まだ20歳でしたからね。それこそ子供。君たちと同じくらいの年。当時はまだ、そんなに使い勝手のよい俳優ではなかったですね」と振り返ると、「でも、言うことは素直に聞いてくれたし、演出しがいはあった。のびしろもあるなという感じはありました」と当時の印象をしみじみ。

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 その上で、現在の松田について「何もしなくても画(え)が持つ、色気もユーモアもあるいい役者に成長したなって思いました」と褒め、彼の持つ独特の雰囲気は「生まれ持った味というか、僕らには絶対出せないものだなと思った」と松田の魅力を力説。松田を本作に起用した理由については「正直、10年ぶりだし、話題になるんじゃないかっていういやらしい気持ちもあった」と冗談交じりに話して会場の笑いを誘った。

 イベント終盤には学生から「夢はありますか」と問われたが、「夢ですか……」と一瞬考え込み、「やりたいことはまだあります」と回答。「映画でこういうものを撮りたいとか。あとテレビの演出はあんまりやったことがないのでテレビもやってみたい」と話した監督は、「アニメとか通販番組とか」と意外なジャンルへの挑戦もほのめかして会場をどよめかせていた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』は4月4日より全国公開

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