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ジブリ鈴木P、新作企画は常に検討

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プロダクションI.Gの石川光久氏、スタジオジブリの鈴木敏夫氏、小布施堂の市村次夫氏
プロダクションI.Gの石川光久氏、スタジオジブリの鈴木敏夫氏、小布施堂の市村次夫氏

 リニューアルオープンする信州小布施の北斎館で4日よりプロダクションI.Gとスタジオジブリが企画協力する展示「北斎とその弟子たち『北斎絵画 創作の秘密』」が行われるのを記念して、プロダクションI.Gの石川光久氏、スタジオジブリの鈴木敏夫氏、小布施堂の市村次夫氏が3日、同所でトークショーを行った。

映画『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』場面写真

 もともと北斎に興味があったという鈴木氏は、今後もこのような形でジブリが企画展示に関わっていくのかと聞かれると、「今回は北斎だったということが大きいですけど、興味のあるやつはやっていきたいですよね」と前向き。先日には『思い出のマーニー』の米林宏昌監督の退社が明らかになったが、鈴木氏は「どこで働いたって構わない。それこそ麻呂(米林監督の愛称)がI.Gさんのとこに行ってやるとか」と展望を語った。

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 期待されるジブリの新作アニメーションについては「まだ言えないんですけど(笑)。アニメーションの製作会社として準備はありますから、いろんな企画については常に検討している」とのこと。「(題材として)北斎もそうですけど、日本人が作ってきた古いものを動かしてみたいという気持ちは強くあります。そういうのをやっていると結構楽しいんですよ。これ以上言えないんですけど、ちょっとやっているんです」と現在進行中の企画があることをうかがわせた。

 また、北斎館のリニューアルオープンに続き、北斎を娘・お栄の視点から描いたプロダクションI.Gの新作アニメーション『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』が5月9日に公開される。石川氏はまもなく完成するという同作について、「江戸にタイムスリップしたような気持ちを感じてもらえたらとスタッフもすごく細かく作っています。(原作者の)杉浦日向子さんが江戸風俗研究家であるように、日本橋の街を歩いている風景も女性よりも男性が多かったり、手を振らずに足だけで歩いていったりと研究に研究を重ねて作り上げています」と見どころを語った。(編集部・市川遥)

「北斎とその弟子たち『北斎絵画 創作の秘密』」は4月4日~6月30日まで信州小布施の北斎館にて開催

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