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遠藤要&大東駿介、『表と裏』初日に続編アピール!

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初日舞台あいさつで口をそろえて続編のアピールをした(左から)大東駿介、遠藤要、藤原健一監督
初日舞台あいさつで口をそろえて続編のアピールをした(左から)大東駿介、遠藤要、藤原健一監督

 俳優の遠藤要大東駿介が14日、都内にて行われた、映画『表と裏』初日舞台あいさつに、藤原健一監督と共に登場した。藤原監督の中では早々に次回作の台本はできているそうで、遠藤と大東は「パート2も期待してください」と口をそろえた。

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 本作は、政治不信が続く日本を変えようとする二人の若者が主人公の社会派ドラマ。カリスマ的人気を集める民衆党議員・堂前恭一(遠藤)と、組長から一目置かれる存在の埴輪組のヤクザ・郡司昭次(大東)。決して交わらない世界の二人が裏で結託し、混とんとしたこの世界を変えようと動くさまをハードボイルドに描く。

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 議員を演じた遠藤は、役づくりは特にしなかったそうだが、「台詞を吐いているところではなく、憎しみや悲しみを出す目の表情が難しかった」と述懐。そんな努力の甲斐あり、監督も納得の堂前恭一が生み出されるも、当初、遠藤は自身の役はヤクザだと勘違いしていたそうで、「初めて台本を読んだ時は完全にヤクザの方ばかり読んでいました。最初の打ち合わせで話が合わないなぁと思った」と首をかしげ、笑いを誘った。

 一方、初のヤクザ役に挑戦した大東は、「硬派の役に憧れもあったので楽しみにしていたんですが、いざ(撮影に)入ってみると、結局大事なものは男として……みたいなところというか、しっかりせんとアカンなぁ、しっかり生きようと思いました」と本役から男の生き様を学んだことを語った。

 そんな遠藤と大東の硬派な演技が光る本作は、藤原監督いわく、「続いていく構成にしているので、僕の中では続編の台本ができている」のだとか。遠藤は、「役者として、今僕の持っている実力をすべて出し切った作品です。続編はもっと面白くなっていると思います」と期待をあおると、大東も「物語として続く前提で映画を作ったのは初めて。世界がどんどん広がっていく希望と可能性を持った第1作目になったんじゃないかなと思います」と自信をみなぎらせた。(取材・文:鶴見菜美子)

映画『表と裏』は全国公開中

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