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期待のイケメン台湾俳優チャン・シャオチュアン、オーサカAsiaスター★アワードの栄えある第1回目受賞者に!

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開催中の第10回大阪アジアン映画祭で「オーサカAsiaスター★アワード」を受賞した台湾俳優チャン・シャオチュアン
開催中の第10回大阪アジアン映画祭で「オーサカAsiaスター★アワード」を受賞した台湾俳優チャン・シャオチュアン

 台湾俳優チャン・シャオチュアンが開催中の第10回大阪アジアン映画祭で、今後の活躍が期待される映画人に贈られる「オーサカAsiaスター★アワード」を受賞し、7日、大阪のシネ・リーブル梅田で授賞式とトークショーを行った。記念のクリスタル製の盾と花束を受け取ったチャンは「俳優として評価されるのは名誉なことです。今後の大きな励みになります」と緊張しながら挨拶し、吹き出した大汗を拭っていた。

 同賞は、より多くの人にアジア映画への関心を抱いてもらうべく、本年度から新設されたもの。チャンは台湾映画『GF*BF』で第14回台北電影奨で最優秀主演男優賞を受賞しており、実力はお墨付き。さらに近年は、行定勲監督『真夜中の5分前』や、香港のリンゴ・ラム監督『迷城』に出演するなど、活動の範囲をアジアへと広げていることが評価され、栄えある第1回の受賞者となった。

 これまで、出演作の『GF*BF』と『失魂』が同映画祭で上映されたが、来阪は今回が初めて。昼は、台湾出身のマスターが営む老舗喫茶店「マズラ」に赴くなど観光を満喫。夜はファンとの交流と充実の1日を過ごした。質問タイムでは観客から「親友のマー・ジーシアン監督が『KANO~1931海の向こうの甲子園~』を撮った時、なぜ俺を出さないんだ! と思いませんでしたか?」との問いも。チャンは「こういう映画を撮るんだと話は聞いてました。でも主役は高校生と聞き、諦めました」と語り、笑わせた。

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チャン・シャオチュアン
会場からの要望でメガネをはずし、はにかんだ笑顔を見せた

 またオープニングイベントに続いてこの日も、黒縁メガネをかけていたことから「外して頂けませんか?」というお願いも飛び出した。要望に応えて眼鏡を外すと会場から一斉にシャッター音が響き渡り、はにかんだ笑顔を見せた。

 しかし、周囲の喧騒に対して全く浮ついた様子を見せないのがチャンの魅力。最後に、今後の目標を尋ねられると「僕はあまり先の事は考えません。未来は今の自分が創るもの。今をしっかり生き、そしてしっかり与えられた役を演じれば、おのずと自分の未来が開けてくると信じています」と真摯に語り、またまた会場の女性ファンをうっとりとさせていた。(取材・文:中山治美)

第10回大阪アジアン映画祭は3月15日まで大阪・梅田ブルグ7などで開催。

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