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宮沢りえ、12年ぶり2度目の最優秀主演女優賞!【第38回日本アカデミー賞】

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最優秀主演女優賞に輝いた宮沢りえ
最優秀主演女優賞に輝いた宮沢りえ

 第38回日本アカデミー賞授賞式が27日、港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われ、最優秀主演女優賞を『紙の月』の宮沢りえが受賞した。宮沢は『たそがれ清兵衛』(2002年度)でも最優秀主演女優賞に輝いており、12年ぶり2度目の栄冠を手にした。舞台出演のために途中退席した宮沢は発表の瞬間には立ち会えなかったものの、優秀主演女優賞受賞については事前に収録したビデオメッセージで「わたしの歴史の1ページになっています」と喜びを語った。

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 授賞式開幕時には両肩を出したセクシーな赤いドレスで登場し、笑顔と大人の色気を振りまいていた宮沢。同作は平凡な主婦が引き起こした大金横領事件を描く内容で、宮沢にとっては7年ぶりとなった映画主演作。それだけに、ビデオメッセージでは途中退席を惜しみつつ「こういう華やかな場でこのようなすてきな賞を頂いて、作品に出会えたことの大きさを改めて感じています。わたしの歴史の1ページになっています。ありがとうございました」と感激した。

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代理でトロフィーを受け取った吉田大八監督

 最優秀主演女優賞発表後、宮沢の代理でトロフィーを受け取った吉田大八監督は、喜びとともに「演劇のカレンダーというのは早いです。今日は映画の人たちが集まっている場所なので、映画の方も、もう少し野心的な企画を彼女に関わらずいろんな俳優に持っていかないといけないなと、今日彼女がいない席を見ながら思っていました。またもう7年間空いてしまったら、ちょっともったいなさ過ぎると思います」と複雑な心境を明かした。

 また、同作で共演し、優秀助演女優賞を受賞した大島優子は、宮沢との共演について「監督の似顔絵を描いたりしていました。シルエットが描きやすいので」と楽しそうに振り返った。優秀主演女優賞は他に安藤サクラ(『0.5ミリ』)、池脇千鶴(『そこのみにて光輝く』)、井上真央(『白ゆき姫殺人事件』)、二階堂ふみ(『私の男』)、吉永小百合(『ふしぎな岬の物語』)が受賞している。(中村好伸)

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