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ジュノン出身・佐野勇斗、新垣結衣は「海の匂い」!?

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佐野勇斗と宇田充プロデューサー
佐野勇斗と宇田充プロデューサー

 21日、北海道夕張市で開催中の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」で招待作品の『くちびるに歌を』が上映され、劇中で歌われるアンジェラ・アキの名曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を夕張中学校60人の生徒が本作に出演した佐野勇斗と共に合唱し、澄んだ歌声を響かせた。

映画『くちびるに歌を』フォトギャラリー

 第25回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト出身で、今回が映画初出演となる佐野は学生服姿で宇田充プロデューサーと共に登壇。映画出演はもちろん、「オーディションも初めてで、右も左もわからない状態でした」という佐野だが、主演・新垣結衣の印象を尋ねられると「美人です。近くに行ったことがあるんですけど、めちゃくちゃいい匂いがします。五島列島の海のように清々しく透き通った匂いでした」と答え、司会者から「裏で考えてきたでしょ」とツッコまれながらも会場に笑いを呼んだ。

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 その後、佐野は夕張中学校の生徒60人と一緒になって「手紙」を合唱。中学生の中に入ると、来月17歳となる佐野の背の高さは一際目立ったが、「こんなに大人数で歌うことはないので、歌っていて感動しました」と佐野が言うように、映画とはまた違う初々しいハーモニーで場内を和ませた。

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭
夕張中学校60人の生徒と合唱

 また、本作に感動したというフジテレビ笠井信輔アナウンサーも舞台あいさつに参加し、感動の声を聞き出したいと夕張中学の生徒たちへ「映画どうでした?」「どんなところが良かった?」とグイグイ迫ったが、緊張で戸惑った子供たちからは思ったように聞き出すことはできず。しかし、歌声と初々しい反応に満足げな様子だった。

 本作は、シンガー・ソングライター、アンジェラ・アキの名曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を題材にしたテレビドキュメントから着想を得た中田永一の小説を映画化した作品。輝かしい才能を持つピアニストであった臨時教員の女性(新垣)が、生まれ故郷・長崎県五島列島の中学で合唱部顧問として生徒たちと心を通わせていく姿を描く。(長谷川亮)

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」は2月23日まで北海道夕張市内各所で開催中

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