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4K3Dカメラで捉えたヴァチカン美術館映画、圧巻の映像に専門家もため息!

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ヴァチカンから戻ったばかりの指揮者・西本智実氏
ヴァチカンから戻ったばかりの指揮者・西本智実氏

 ヴァチカン美術館内部を4K3Dカメラで映し出したドキュメンタリー映画『ヴァチカン美術館4K3D 天国への入口』の特別試写会が18日、シネスイッチ銀座で行われ、昨年ヴァチカン市国より「名誉賞」 を受賞し、3年連続となるヴァチカン国際音楽祭への招聘(しょうへい)も決定している指揮者の西本智実氏と、ルネサンス期の政治や宗教、人々を描いた漫画「チェーザレ 破壊の創造者」の監修者・原基晶氏が出席。4K3D映像で見るヴァチカン美術館の姿に驚きの表情を見せた。

映画『ヴァチカン美術館4K3D 天国への入口』フォトギャラリー

 日曜日にヴァチカンから戻ったばかりという西本は「今日観させていただいて、絵画というのは画家たちがいかにそれを立体的に描くかというところですごい技術を使っているわけですが、画家の人が頭の中で立体的に組み立てていたものを(3Dの技法を通じて)改めて見させてもらった気がした。3Dの技術を使うことでいろんな焦点も見えてくる。斬新というか驚き」と興奮気味。

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 本作ではルネサンスを代表する巨匠の作品なども多数紹介されるが、原は「この作品はミケランジェロを見せたかったんですよ。圧倒的にミケランジェロだった」と力説。「ミケランジェロは立体の人。天井画の最後の審判も彼が絵を描いていますが、彼の頭の中では全部彫刻だったはず。『これを立体にしたらどうなるんだろう』ってずっと思っていたんですが、それが今回見られちゃった。びっくりですね。すごかった。新しい発見もありました」と満足げだった。

 モデレーターを努めたKADOKAWAウォーカー情報局長・玉置泰紀氏も「4Kは情報量がすごくて、全部がきれいに見えることで遠近感が殺されてしまう欠点がある。3Dは反対にすごく遠近感がつく。組み合わせたらどうなるのかと思っていたら、答えがこれ。すごく不思議な世界。強烈なインパクト」と2人の感想に賛同。3人そろって4K3D技術に惜しみない賛辞を贈っていた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『ヴァチカン美術館4K3D 天国への入口』はシネスイッチ銀座にて2月28日より公開

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