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カリスマ・ドッグトレーナー、犬に襲われた女性に訴えられる 両手に大けが&左手の感覚・機能を失う

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シーザー・ミラン
シーザー・ミラン - Omar Tobias Vega / Getty Images Entertainment / Getty Images

 テレビ番組「ザ・カリスマ ドッグトレーナー~犬の気持ち、わかります」で知られるドッグトレーナーのシーザー・ミランの下でトレーニングを受けたピットブルが女性にかみつき、女性がシーザーを訴えたという。

 LA Timesによると、フロリダ州で看護師をしているアリソン・ビットニーさんはカリフォルニア州の友人宅で犬に襲われたとのこと。アリソンさんは両手に大けがを負い、左手の感覚と機能を失ってしまったらしい。

 この犬は6日前にシーザーが経営するドッグ・サイコロジー・センターを卒業してきたばかりだったという。アリソンさんは、犬のトレーニングが完全ではないのに早期に飼い主に戻した責任はシーザーのほか、ドッグ・サイコロジー・センター、飼い主などにもあるとして、懲罰的損害賠償の支払いを求めている。

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 ドッグ・サイコロジー・センターの所長ジェン・ウッドワードは、シーザー自身はこの犬と接触したことはなく、自らトレーニングも行っていないとコメント。また、犬の現在の飼い主がセンターのトレーナーがアドバイスしたにもかかわらず、自ら早期に犬を引き取って行ったとも言っている。

 この犬は2013年にも人を襲ったことがあったため、そのような前歴のある犬を早期に飼い主に返した責任はあるとして、アリソンさんは訴えを起こしている。(澤田理沙)

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