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「ノアVS.モーゼ」もアリ?モーゼの映画化続編にクリスチャン・ベイルもノリノリ!

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巨匠リドリー・スコット監督とクリスチャン・ベイル
巨匠リドリー・スコット監督とクリスチャン・ベイル - (C) 2014 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.

 映画『グラディエーター』の巨匠リドリー・スコット監督が、旧約聖書の英雄モーゼによる奇跡の物語を最新のVFXと3D技術を駆使して描いた映画『エクソダス:神と王』。神の召命を受けた英雄モーゼが、奴隷だった40万人のヘブライ人をエジプト王国から解放し、彼らを約束の地を目指す旅にいざなう姿を描くエピックアドベンチャーだ。圧倒的な存在感でモーゼを演じるのは、『ダークナイト』シリーズなどで知られる演技派クリスチャン・ベイル。初タッグを組んだ二人が、新作への思いを語った。

映画『エクソダス:神と王』フォトギャラリー

 40年近いキャリアの中で、「映画作りにおけるあらゆる困難を経験した」と語るスコット監督が、今回一番大変だったのはロケーション探しだったという。「予算内に収めることができて、十分エピックで壮観な景色を持った場所が必要だった。結局、『キングダム・オブ・ヘブン』や『1492・コロンブス』を撮ったスペインで撮影したけど、素晴らしかったよ」「それとVFXでは、水を描くのが一番大変だったけど、この映画の中の波は本当にリアルに見えるんだ」

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 そんな監督だが、ベイルとの初仕事には大満足だったとのこと。「クリスチャンとは、今までに仕事をした役者の中で、最高の関係を築くことができた。彼はとてもオープンな態度の持ち主で、頭が良くて、チームプレーヤーだ。ラッセル(・クロウ)と同じように、ちゃんと宿題をこなしてくるしね」

 一方、毎回役づくりに没頭することで有名なベイルだが、モーゼ役については「ダイエットとか見た目の役づくりにはこだわらなかった」とのこと。「彼の持つ暴力性や情熱は、内面から出てこないといけない。見た目じゃなくてね。モーゼについていろんな書物を読んだけど、どれもが一つの解釈であり、この映画もその一つなんだ。僕自身はモーゼの人生の全てを演じたいと思っている。この映画の後の彼の人生は、とてもショッキングで驚くべきものなんだ。宗教に関わっている多くの人々も、そのことを知らなかったりするんだよ」

 そんな続編を観たくなる言葉に、ジョークでスコット作品の常連ラッセル・クロウふんするノア(『ノア 約束の舟』)との共演を提案すると、クリスチャンからは「そうなったら素晴らしいね。『エイアリンVS.プレデター』のように、『ノアVS.モーゼ』とかね」とユーモアたっぷりの意外な答えが返ってきた。(取材/細谷佳史)

映画『エクソダス:神と王』は1月30日より全国公開

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