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ドリームワークス アニメーション、500人の大規模リストラ 興行がうまくいかず

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ドリームワークス アニメーションの最高経営責任者ジェフリー・カッツェンバーグ
ドリームワークス アニメーションの最高経営責任者ジェフリー・カッツェンバーグ - David McNew / Getty Images

 現地時間22日、ドリームワークス アニメーションが500人の人員削減を実施することを発表した。また「一貫性があり利益が上がる高品質な作品」を製作するため、現在予定している映画公開数を年間3本から2本に減らすことを明かしている。

 同社は世界中に2,400人の社員を抱えているため、約5分の1を削減する大規模リストラとなる。LA Timesによると、興行がうまくいっていないことがリストラのきっかけになったとのこと。また今回のリストラに掛かる費用は2億9,000万ドル(約348億円・1ドル120円計算)になるという。

 昨年発表したドリームワークス アニメーションの作品は、『マダガスカル』シリーズのスピンオフ『ザ・ペンギンズ・オブ・マダガスカル(原題) / The Penguins of Madagascar』や、第87回アカデミー賞にノミネートされた『ハウ・トゥー・トレイン・ユア・ドラゴン2(原題) / How to Train Your Dragon 2』など。どちらも制作費を超える利益を生み出したが、同社の代表作である『シュレック』シリーズのような大ヒットには至っていない。

 また1億5,000万ドル(約180億円)が投じられている今年全米公開予定の『ミー・アンド・マイ・シャドウ(原題) / Me and My Shadow』など、昨今抱えているプロジェクトの予算が徐々に膨れ上がってきたことも今回のリストラの要因の一つとみられる。同社は今後『カンフー・パンダ3(原題) / Kung Fu Panda 3』『ハウ・トゥー・トレイン・ユア・ドラゴン3(原題) / How to Train Your Dragon 3』などの公開を予定している。(編集部・井本早紀)

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