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ジョージ・ルーカス新作は「一般公開できるような映画じゃない」

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利益度外視で作りたい映画を作れるなんてうらやましすぎ!
利益度外視で作りたい映画を作れるなんてうらやましすぎ! - Dave Kotinsky / Getty Images

 巨匠ジョージ・ルーカス監督が、2本の新作映画の企画準備を進めているとHero Complexが報じた。ルーカス監督は現在、新作2本の脚本を執筆している最中で、いずれも実験的な映画になるとのこと。しかも、残念ながらいずれも一般公開される予定はないという。

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 ルーカス監督は、製作準備中の新作について「今度作るのは、一般公開できるような映画じゃないよ。自分のために作る映画で、おそらく数人の友人に見せる程度だ」とコメント。さらに「リリースするまでのコストの方が、断然製作費を上回ると思う。いずれも、まったく利益を生まないタイプの映画だからね」と明かしている。

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 ルーカス監督によれば、南カリフォルニア大学在籍中に作った学生映画や、彼がフランシス・フォード・コッポラ監督と共に製作総指揮を務めた映像叙事詩『ポワカッツィ』のようなテイストの作品になるようだ。

 ルーカス監督は、2012年にルーカス・フィルムをディズニーに売却して以来、シカゴに建設予定のルーカス美術館の企画や、メロディ・ホブソンとの間に生まれた娘と過ごすのに時間を費やしている。さらに、脚本・製作総指揮を務めた映画『ストレンジ・マジック(原題) / Strange Magic』が、1月23日より全米公開予定。準備中の新作の撮影時期は未定。ファンとしては、たとえ一般公開に値しないといわれたとしても、何としてでもルーカス監督による新作を観る機会を得たいところだ。(鯨岡孝子)

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