麻生久美子、視聴率欲しい！初主演ドラマに意欲
女優の麻生久美子が8日、テレビ東京で行われたドラマ24「怪奇恋愛作戦」の完成披露記者会見に出席。初主演ドラマとなる本作について「一風変わった、とても面白いドラマになっていると思います。深夜枠ということで、数字（視聴率）とかは気にしなくていいとも言われたのですけど、わたしは、数字は欲しいと思っています」と笑顔を見せた。この日は、ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督をはじめ、坂井真紀、緒川たまき、仲村トオルも出席した。
本作はケラの愛称でも知られる演劇界の奇才ケラリーノ・サンドロヴィッチが脚本・監督を務めるホラーテイストのラブコメディー。夏美（麻生）、秋子（坂井）、冬（緒川）の仲良しアラフォー三人娘が、自分たちの負のオーラに引き寄せられるように発生する怪奇現象に翻弄（ほんろう）される姿をコミカルに描く。
ドラマについてケラ監督は「回を重ねるごとにどんどんくだらなく、これはどうかと思うくらい面白くなっていくと思います」とにこやかにコメント。一方、夏美の幼なじみで刑事の三階堂を演じる仲村は、「今まで演じた中では、最も底の浅い刑事」と役どころを説明すると、「新境地を開拓ともいわれましたが、自分の中では羞恥心との闘いでした」と笑みを浮かべながら、「今後の僕の俳優人生を考えると、多くの人に観てもらわないほうがいい。これからも純愛ものとかをやっていきたいので、そんなに宣伝に加担するつもりはないです」ときっぱり。
これにはケラ監督も不意をつかれたようで「そんなに恥ずかしがっているとは知らなかった」と苦笑い。仲村はさらに「うんこという言葉を口にしたのは初めて」と付け加え、会場を笑いに包んだ。（取材・文：名鹿祥史）
ドラマ24「怪奇恋愛作戦」は1月9日深夜0時12分（毎週金曜）よりテレビ東京系にて放送開始（テレビ大阪は月曜夜11時58分～）
