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「猿の惑星」幻のシーンが明らかに!名悪役の存在とは?

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『猿の惑星:新世紀(ライジング)』の名悪役コバ
『猿の惑星:新世紀(ライジング)』の名悪役コバ - (C) 2014 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

 SF映画の古典的名作『猿の惑星』から派生した2014年のヒット作『猿の惑星:新世紀(ライジング)』に、劇場公開時にはカットされた幻のシーンが存在することが明らかになった。

 新薬の投薬により高度な知能を得た猿シーザーが、横暴な人間たちに反旗を翻すまでを描いた『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』の続編となる本作。人間たちはウイルスの蔓延(まんえん)により滅亡しつつある設定となっており、いまや猿のコミュニティーのリーダーとして君臨するシーザーの、さらなる戦いが描かれる。WETAデジタル社による革新的なCGI映像はもちろん、ドラマのクオリティーが高く、うるさ型の観客たちも好評価。米国の映画の批評サイト、「ロッテントマト」では91パーセントという極めて高い支持を獲得。さらなる続編の製作も進められている。

 幻のシーンは、ブルーレイの特典映像に収められたもの。劇中のシーザーにはコバという右腕的な仲間がおり、固い友情で結ばれていたが、人間を激しく憎むコバが、共存を説くシーザーと対立してしまう。そのシーンは、シーザーの第2子が誕生した際、彼がコバをハグして肩を組むという、彼らの絆の強さを象徴するもの。最終的にコバはシーザーや人間と対立する悪役となるのだが、このシーンを見るとコバが単なる憎々しいキャラクターではなく複雑な側面を持つことがより鮮明に伝わってくる。

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 前作と同様、本作でもモーションキャプチャー技術が導入され、猿を演じる俳優たちの演技に基づいて、猿のキャラクターがつくり上げられている。必然的に俳優たちの力量も反映されることになるが、前作に続いてシーザーを演じたアンディ・サーキスはもちろん、コバにふんしたトビー・ケベルも怒りと悲哀を秘めた圧巻の演技を披露。ゲイリー・オールドマンら人間役のキャストたちを上回るインパクトを残している。(猿園楽)

映画『猿の惑星:新世紀(ライジング)』は先行レンタル配信中(幻のシーンは2015年2月4日発売のブルーレイに収録)

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