劇場版「名探偵コナン」はコナンVS怪盗キッド！シリーズ初のアートミステリーに挑戦

　人気テレビアニメ「名探偵コナン」の2015年4月公開の劇場版最新作『名探偵コナン　業火の向日葵（ごうかのひまわり）』から、原作者・青山剛昌が描き下ろした新ビジュアルが公開され、今作ではファンからの人気が高いキャラクター・怪盗キッドがコナンと対決することが明らかになった。

　劇場版19作目にしてシリーズ初となるアートミステリーに挑戦する本作は、ゴッホの名画「ひまわり」をめぐる物語。ニューヨークのオークション会場で「ひまわり」を落札した鈴木次郎吉が、世界に散らばる7枚の「ひまわり」を集めて大規模な展覧会を開催するために、「ひまわり」を警護するスペシャリスト“7人のサムライ”を集めようとする。ところがそのとき、怪盗キッドが登場し、絵を奪うと宣戦布告。騒然となる会場にウワサを聞き付けた高校生探偵・工藤新一が現れ……。

　公開された新ビジュアルは、青山が3回も描き直したという渾身（こんしん）の出来栄えであり、不敵な笑みを浮かべる怪盗キッドが大きく描かれている。その手前には、炎に包まれたひまわりに囲まれたコナンの姿が。宿命の相手である二人がどのような対決を繰り広げるのか、注目を浴びそうだ。（編集部・吉田唯）

映画『名探偵コナン　業火の向日葵（ごうかのひまわり）』は2015年4月18日より公開