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最強のスナイパーは160人を射殺した父親だった…イーストウッド最新作の衝撃ビジュアル

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イーストウッドが戦場の現実を描き出す『アメリカン・スナイパー』
イーストウッドが戦場の現実を描き出す『アメリカン・スナイパー』 - (C) 2014 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

 クリント・イーストウッド監督が、実在したアメリカ軍スナイパーの半生をブラッドリー・クーパー主演で描く映画『アメリカン・スナイパー』から、過酷な戦争の現実を象徴するようなポスタービジュアルが公開された。

短編映画のような完成度!『アメリカン・スナイパー』予告編

 イラク戦争で輝かしい戦果を挙げ、アメリカ軍史上最強の狙撃手と呼ばれた、クリス・カイルの自叙伝を実写化した本作。海軍特殊部隊ネイビーシールズ所属のスナイパーであったクリスが、戦場において次第に心に傷を負っていくさまを見つめる。

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 妻子を本国に残し、米軍のイラクにおける活動に従事したクリスは、良き父親になることを願いながら、数多くの敵兵の命を奪った。公開されたポスターには、そんな彼にふんしたブラッドリーの苦悩に満ちた表情が描かれ、「米軍史上最多、160人を射殺した、ひとりの優しい父親」という印象的なコピーが。名匠イーストウッドが描く、国を愛し、家族を愛し、戦場を愛した一人の男の葛藤の物語を予感させる。

 2013年2月2日、クリスは戦場で負った心の病に悩む元兵士によって射殺されている。プロデューサーとして自ら映画化権を獲得したブラッドリーは、彼に直接電話をしたときを振り返り「僕は彼に、この映画をどれだけ真剣に作りたいと思っているかを伝えたんだ。彼がハリウッドに対してどんな恐れを抱いていたとしても、それをひとまず忘れて、僕を信頼してほしい、このストーリーを全力で伝えるから」と短くも濃密だったという会話についてコメント。「彼と一度でも話すことができて、本当に良かった」と語っている。

 撮影にあたってブラッドリーは、過酷なトレーニングと厳密な食事制限によって、体重を約18キロ増量。カイルの同僚であったシールズと共に実戦さながらの訓練を積むなど、体当たりの役づくりに臨んだ。その演技に対しては、『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』に続く3年連続のアカデミー賞ノミネートは確実との呼び声が高まっている。(編集部・入倉功一)

映画『アメリカン・スナイパー』は2015年2月21日より全国公開

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