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宮沢りえ、海外進出宣言「どこへでも飛んでいく」

第27回東京国際映画祭

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池松壮亮、宮沢りえ、吉田大八監督
池松壮亮、宮沢りえ、吉田大八監督

 女優の宮沢りえが25日、東京・六本木ヒルズほかにて開催中の第27回東京国際映画祭で行われた、主演映画『紙の月』の記者会見・舞台あいさつに、共演の池松壮亮吉田大八監督と共に出席した。国内外の注目が集まる本映画祭のコンペティション部門に日本から唯一出品された本作に主演した宮沢は、「すてきな監督と脚本があれば、どこへでも飛んでいくつもりです」と海外進出にも意欲を見せた。

映画『紙の月』予告編

 この日、国内外から多くの報道陣が集まった会見に少し緊張気味の宮沢は「こんにちは、梅澤梨花役の宮沢りえといいます」とはにかみながら切り出し、「今日はこんなにたくさんの海外のメディアの方に注目されて、『こんなにいっぱいいるんだぁ』っていう興奮もありますし、7年ぶりの主演ということで、とても大切に大切に作った映画がこんなふうに海外に向けて上映されて大変うれしく思っています」とあいさつ。

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 また、宮沢は30代のときに「40歳のときにちゃんと舞台に立てる人間になりたい」という目標を掲げ、一時期は映像から離れ、舞台の仕事に積極的に挑戦していたことを告白。その中で多くのことを学び、「今度はバランスよく映像と舞台でやっていこう」と思ったときに本作のオファーが来たいといい、「(舞台に専念していた)7年間で得たものをこの映像に返そうというか、放出しようと思った」と本作に込めた熱い思いを語った。

 さらに、邦画唯一のコンペティション出品作品となった本作に「自信があると言えばありますし、皆さんに胸を張ってお届けできると思っています」と余裕を感じさせる笑顔を見せた宮沢。吉田監督が「競争ですからね。コンペですからね。その言葉の意味はわかっているので負けたくないですね」と静かなる闘志をみなぎらせると、池松も「コンペを目指して作ったわけではないですが、せっかく選ばれたからには自信を持って良い知らせを待ちたいと思います」と期待に胸を膨らませた。

 人気作家・角田光代のベストセラー小説を映画化した本作は、銀行に勤める平凡な主婦・梨花(宮沢)が大学生・光太(池松)との不倫の果てに巨額横領事件を引き起こし、転落していくさまを描いたヒューマンサスペンス。(取材・文:鶴見菜美子)

映画『紙の月』は11月15日より全国公開
第27回東京国際映画祭は10月31日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催

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