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東京ごはん映画祭がスペインの映画祭とタッグ!記念すべき第一回の受賞作が決定

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左から、甲斐真樹東京ごはん映画祭ディレクター、パトリシア・ペレス監督、汐
巻裕子東京ごはん映画祭海外プロデューサー
左から、甲斐真樹東京ごはん映画祭ディレクター、パトリシア・ペレス監督、汐 巻裕子東京ごはん映画祭海外プロデューサー

 第62回サンセバスチャン国際映画祭の料理部門「キュリナリー・シネマ」の最優秀作品賞「TOKYO GOHAN AWARD」をペルー・アメリカ合作の映画『ファインディング・ガストン(英題) / FINGING GASTON』(パトリシア・ペレス監督)が受賞した。受賞作には賞金1万ユーロ(約140万円、1ユーロ・140円計算)が贈られるほか、10月10日から開催される第5回東京ごはん映画祭でアジアプレミア上映される。

 TOKYO GOHAN AWARDはサンセバスチャン国際映画祭と東京ごはん映画祭が今年、オフィシャルパートナーを結んだことから誕生した。記念すべき第1回の受賞作は、世界の優れた美食貢献者に贈られるグローバル・ガストロミー・アワード2013を受賞した、今世界が最も注目するペルーの気鋭料理人ガストン・アクーリオの料理哲学に迫ったドキュメンタリーだ。

 受賞理由について東京ごはん映画祭の甲斐真樹ディレクターは「ドキュメンタリーは発見あってこそだと思うが、この映画ではアクーリオが一料理人の枠を超えて、地域の農業が漁業の活性や貧困層へのサポートをしている姿など彼の生き方が描かれていて非常に新鮮でした。東京ごはん映画祭としても、新しい料理映画の切り口を提供できることに喜びを感じます」と語った。

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 甲斐ディレクターは同作鑑賞後、キュリナリー・シネマ名物の映画にちなんだディナーを堪能。この夜はアクーリオがペルーから現地入りして腕を振るった。そのメニューの数々にはしょうゆや抹茶など日本の食材も多数使用されており、アクーリオの料理人としての貪欲な姿勢を味覚で体感し感銘したという。

 甲斐ディレクターは「東京ごはん映画祭はまだまだ歴史が浅い。サンセバスチャン国際映画祭との提携で世界の優れた料理映画の最新作を上映するだけでなく、アクーリオのような注目度の高いシェフや世界の食文化の動きを日本で紹介していきたい」と語り、サンセバスチャンで受けた刺激を日本で生かすことを誓っていた。(取材・文:中山治美)

第5回東京ごはん映画祭は2014年10月10日~24日まで表参道ヒルズなどで開催

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