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ジョージ・クルーニー監督の新作!ニューズ・インターナショナルの盗聴スキャンダル映画化

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盗聴スキャンダル映画のメガホンを取ることになったジョージ・クルーニー
盗聴スキャンダル映画のメガホンを取ることになったジョージ・クルーニー

 世界的なメディア王、ルパート・マードック氏率いるニューズ・コーポレーションの傘下にある英国のニューズ・インターナショナルによる電話盗聴スキャンダルを題材にした映画『ハック・アタック(原題) / Hack Attack』で、ジョージ・クルーニーがメガホンを取ることがThe Guardianによって明らかになった。

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 本作は、映画『アルゴ』『8月の家族たち』を手掛けた、クルーニーの長年の製作パートナー、グラント・ヘスロヴと、映画『キャプテン・フィリップス』を手掛けたコロンビア・ピクチャーズのマイケル・デ・ルカが、ソニー・ピクチャーズのもと製作する予定の作品。ガーディアン紙の記者、ニック・デイビースが執筆した「ハック・アタック:ザ・インサイド・ストーリー・オブ・ハウ・ザ・トゥルース・コート・アップ・ウィズ・ルパート・マードック(原題) / Hack Attack: The Inside Story of How the Truth Caught Up with Rupert Murdoch」を映画化することになる。

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 同盗聴スキャンダルは、ニューズ・インターナショナルのスタッフがニュース性のある話題を求めて電話盗聴、警察の買収などを行い、電話盗聴を通してセレブ、政治家、さらに英国王室までの情報を手に入れていたことが後の捜査で明らかになった。そして、このスキャンダルをめぐって日曜大衆紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」が2011年に廃刊になった。

 クルーニーは、今回の製作について「ロンドン最大の新聞による盗聴で、政府トップレベルの汚職、うそ、脅迫など全ての要素が詰まった作品」とコメントしている。映画『グッドナイト&グッドラック』でも、“赤狩り”の権力に立ち向かった男を描いてアカデミー賞にノミネートされており、今作も興味深い社会派の作品に仕上げてきそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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