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宮崎駿、アカデミー名誉賞に「光栄です」 授賞式も出席の意向

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アカデミー賞名誉賞に選ばれた宮崎駿監督(写真は昨年9月撮影のもの)
アカデミー賞名誉賞に選ばれた宮崎駿監督(写真は昨年9月撮影のもの)

 米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーが現地時間28日、宮崎駿監督にアカデミー賞名誉賞を授与することを発表した。これを受け、宮崎監督は「リタイアした人間に賞なんかいらないのにと本当はおもっています。でも光栄です。名誉なことだと思います」と喜びのコメントを寄せた。

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 アカデミー賞名誉賞は、映画業界において類まれなる功績を残した人に贈られる賞。日本人としては、1990年に受賞した黒澤明監督以来24年ぶり2人目の快挙となる。

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 授賞式は11月8日にハリウッドで行われる予定で、宮崎監督は「アメリカにもらいに行かねばなりません。鈴木さんとラセター氏がこわいので、いってまいります」とスタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーと、ディズニー/ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーで親交のあるジョン・ラセター監督の名前を挙げ、出席の意向を示している。

 今年は宮崎監督のほか、フランス人脚本家ジャン=クロード・カリエール、アイルランド人女優モーリン・オハラが名誉賞を受賞。人道的な貢献をした映画人をたたえるジーン・ハーショルト友愛賞には、米俳優ハリー・ベラフォンテが選ばれた。(編集部・中山雄一朗)

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