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周防監督、主演女優に「かわいい」連発で罰金令?

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周防正行監督がデレデレ! 主演女優の上白石萌音
周防正行監督がデレデレ! 主演女優の上白石萌音

 周防正行監督の最新作『舞妓はレディ』の完成披露試写会が21日、よみうり大手町ホールで行われ、周防監督のほか、主演の上白石萌音長谷川博己富司純子田畑智子草刈民代が出席した。

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 800名を超えるオーディションを突破して主役に抜てきされた上白石。オーディション当時は中学生(14歳)だったが、それから2年がたち、現在は高校生に。そんな上白石を周防監督は、「2年たってアカ抜けた。きれいになった」と絶賛。撮影中もモニター越しに眺めては、毎日のように「かわいい」を連発していたといい、あきれたスタッフから「次『かわいい』と言ったら罰金です」とダメ出しされたことを笑顔で告白した。

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 一方の上白石は、本作について「みんなに大好きな作品を観てもらえるのはうれしい」と笑顔を見せるも、今月9日に出席したイベントで語ったのと同様、内容については「監督さんやスタッフさんには申し訳ないのですが、正直よくわからなかった」と恥ずかしそうにコメント。

 初主演作の完成にも「実感がわかない。混乱しています」と思いを明かし、「わたし、これからどうなっていくんでしょうか」と戸惑い気味。そこで先輩の田畑から「どうなっていくんでしょうね。わたしも期待しています」と声を掛けられると、照れ笑いを浮かべていた。

 周防監督はそんな上白石の魅力を「歌っているときの存在感が素晴らしい」と分析。「歌声はもちろん、本当に素直で、歌う楽しさが伝わってきて気持ちがよかった。オーディションで彼女を選んだのも、最終的にはそれが理由だった」と続けると、映画についても「わたし自身は全く不安はない。楽しくってこんなに幸福感にあふれた映画が完成して幸せだと思う」と自信をのぞかせた。

 本作は、舞妓になることを夢見て青森から京都の花街にやって来た少女(上白石)の成長を、歌ありダンスありで描く作品。(取材・文:名鹿祥史)

映画『舞妓はレディ』は9月13日より全国東宝系にて公開

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