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日本アニメ3作、アヌシー映画祭で受賞!『ジョバンニの島』が審査員特別賞

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審査員特別賞を受賞した映画『ジョバンニの島』
審査員特別賞を受賞した映画『ジョバンニの島』 - (C) JAME

 世界最大のアニメーション映画祭として知られるアヌシー国際アニメーション映画祭の各賞が現地時間14日に発表され、西久保瑞穂監督の『ジョバンニの島』が審査員特別賞を受賞した。また、新井風愉監督の『Tissue Animals』がコマーシャル部門のグランプリにあたるクリスタル賞を、水江未来監督の『WONDER』が短編映画を対象にしたカナルプリュス・クリエイティブ・エイド賞を受賞した。

 アヌシー国際アニメーション映画祭は1960年にカンヌ国際映画祭からアニメーション部門を独立させる形で誕生した、世界最大規模のアニメーション映画祭。今年は映画『おもひでぽろぽろ』『かぐや姫の物語』などの高畑勲監督が名誉賞を受賞したことでも話題になった。

 審査員特別賞を受賞した『ジョバンニの島』は今年2月に日本で公開。第2次世界大戦直後に北方四島で起きたソ連軍進駐を題材に、幼い兄弟が時代の波にあらがいながら懸命に生きようとする姿を描く。テレビドラマ「北の国から」シリーズで知られる杉田成道が原作・脚本を手掛けた。

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 『Tissue Animals』は王子ネピアが昨年11月に公開したオリジナルムービーで、ボックスから取り出した1枚のティッシュが、次々と形を変えていく様子を描いたもの。『WONDER』は今年2月より順次公開されている『ワンダー・フル!!』に収録されている短編で、映像と音楽がコラボレーションを果たしたノンナラティブ・アニメーションムービー。

 フランスの有力テレビ局カナル・プリュスが与えるカナルプリュス・クリエイティブ・エイド賞の受賞者は同局から次回作への出資が約束されており、同賞を受賞した『WONDER』の水江監督は「アジアやインディペンデントの文化をヨーロッパに紹介してきたカナル・プリュスが次回作の製作費を出してくださることは大変光栄であると同時に助かります。次回作と共にこの映画祭に帰ってきます」と喜びのコメントを寄せている。(編集部・福田麗)

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