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ジョニデ、主演最新作のキャスト・監督でバンドを結成!

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映画『トランセンデンス』についてウォーリー・フィスター監督と語ったジョニー・デップ
映画『トランセンデンス』についてウォーリー・フィスター監督と語ったジョニー・デップ - Photo: Magnus Sundholm. Copyright: For JAPAN only

 ジョニー・デップが、主演SF映画『トランセンデンス』のキャストと監督でバンドを結成して撮影の空き時間にセッションを楽しんでいたと明かした。クリストファー・ノーラン監督とのタッグで知られる名撮影監督、ウォーリー・フィスターが監督デビューを飾る本作で、ジョニーは頭脳を人工知能にアップロードされた天才科学者、『ザ・タウン』のレベッカ・ホールはジョニーの妻、『ダ・ヴィンチ・コード』のポール・ベタニーは二人の友人である科学者を演じている。

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 ジョニーは「監督は毎日のランチタイム、お昼ごはんを食べる代わりにトレーラーの中でスピーカーを設置していたんだよ。ボスがギターを演奏してロックフェスティバルを始め、現実から逃避するなんて最高だったな」と全てはフィスター監督の行動から始まったとコメント。フィスター監督が素晴らしいギタリストだったのはもちろんのこと、そのうちレベッカはピアノと歌がうまく、ポールは才能ある歌手兼ギタリスト兼ソングライターであり、ほかにドラムが得意なメンバーもいるなど、現場はミュージシャンぞろいであることが判明したという。

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 「僕はまあまあ(笑)」と謙遜したジョニーだが、数々の大物アーティストとも共演したことのあるジョニーのギターの腕前は広く知られている。フィスター監督からもすかさず「ジョニーはアリス・クーパーやウィリー・ネルソンと演奏する人だからね。本当にギターがうまいんだよ」と突っ込まれていた。

 フィスター監督は「本当に楽しかったよね」とキャストとのセッションを振り返ると、「こういうことも、今作のコラボレーションの精神を表していると思う」と断言。ジョニーもその精神はひしひしと感じていたようで「クルーがコーヒーブレイクを取っている間に、監督と俳優でざっとシーンをやってみて、何がうまくいって何が良くないかをさっと判断する。そしてウォーリーがクルーを連れてきて『ここはこうするから』と言う。そんな感じですごく自由があったんだ。本当のコラボレーションだったよ」と応じていた。

 また、ジョニーは「僕は寝ているべきシーンで本当に眠ってしまったんだよ」と打ち明けると、「僕がいびきをかいてよだれを垂らして眠っている様子をウォーリーはカメラに収めたんだ。あれは間違いなく僕の最高のパフォーマンスだったね」とフィスター監督の臨機応変さを称賛。「こんなふうに楽しいことはたくさんあった。シリアスなシーンの多い映画だけに、それはすごくステキなことだったよ」とバンドのセッションをはじめとして、チームワークの良さが作品にいい影響を与えていることをうかがわせた。(編集部・市川遥)

映画『トランセンデンス』は6月28日より全国公開

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