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ピエロの恐怖再び!スティーヴン・キング「IT」映画化に進展

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こちらはペニーワイズのコスプレですが……これでも怖い!
こちらはペニーワイズのコスプレですが……これでも怖い! - Albert L. Ortega / Getty Images Entertainment / Getty Images

 人気作家スティーヴン・キングのホラー小説「IT」の映画化企画に進展があった。The Hollywood Reporterによると、米ワーナー・ブラザースが、映画の制作を傘下のニューラインシネマに移すという。本作は2009年に映画化が発表されている。

 「IT」と呼ばれていた不気味なピエロ、ペニーワイズによる連続殺人事件の恐怖に直面した少年少女たちの物語を、彼らの子供時代と大人になってからの現代の描写を交えて描く本作。1990年にテレビ用のミニシリーズとして映像化されており、『ロッキー・ホラー・ショー』のティム・カリーが演じた殺人ピエロ、ペニーワイズの強烈なビジュアルが支持された。

 2012年には映画『ジェーン・エア』のケイリー・ジョージ・フクナガ監督がメガホンを取ることが決定したと報じられ、テレビ版と同様、物語を主人公たちの少年時代と大人になってからの現代パートに分けた、前後編の2部作になるとされている。

 ニューラインは『エルム街の悪夢』シリーズなどホラー作品も得意とすることから、制作を移行することになったもよう。発表から5年を経て、ようやく企画が進行することになりそうだ。現在フクナガ監督はマシュー・マコノヒーが主演したテレビドラマ「トゥルー・ディテクティブ(原題) / True Detective」の製作総指揮と監督を務め、本国で高い評価を受けている。(編集部・入倉功一)

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