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志垣太郎から熱血演技指導!山田裕貴と井口昇監督が恋人に?

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山田裕貴と井口昇監督
山田裕貴と井口昇監督

 俳優の山田裕貴が10日、ヒューマントラストシネマ渋谷で行われた映画『ライヴ』初日舞台あいさつに出席し、1970年代に青春スターとして活躍していた志垣太郎から、熱血演技指導(?)を受けた。この日はほかに、大野いと森永悠希入来茉里森田涼花山本愛莉亜紗美佐々木心音虎牙光輝笠原紳司デモ田中中別府葵須賀貴匡井口昇監督ら総勢15名が登壇した。

映画『ライヴ』フォトギャラリー

 国内外で注目を浴びる鬼才・井口昇が、山田悠介の同名小説を異色のアプローチで映画化した本作。満員の観客を前にした井口監督が「今日から初日を迎えて、これから映画興行のデスレースを、アナ(と雪の女王)に勝っていかなきゃいけないわけです!」と高らかに宣言すると会場は大喝采。一方、ヒロイン役の大野は「観ていただいておわかりだと思いますが、血がたくさん出てきたり、人が死んでいったりする映画です。でも、それとは反対に撮影は和気あいあいとしていて、楽しく撮影をしました」と笑顔を見せた。

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 一方、「井口監督とは『ロボゲイシャ』以来でございます。井口監督のお呼びがあれば、いつでもかけつけます!」とハイテンションにあいさつを行った志垣。劇中では、娘のアカリ(入来)に新体操のスパルタレッスンを行う元新体操の有名選手という役柄にふんしていることと、志垣がかつて青春スターとして活躍していたことから、この日の舞台あいさつでは急きょ主演の山田に青春映画における演技指導を行うこととなった。

 さっそく「恋人たちは離れるわけにはいきません。恋人に対する熱い思いを青春の血をたぎらせて語りかけてください」と山田に命じた志垣は、さらに「そしてその恋人役は誰あろう、井口ちゃんよ!」とムチャぶり。

 しかし、当の井口監督は「あたしよ。裕貴、助けて!」とすっかりその気になり、それに釣られた山田も「いーちゃん、待っててね!」と魂の熱演を披露。会場から起こった大きな拍手に志垣も「見てください、この拍手」と満足げ。そんな一連のやりとりを見届けた大野も「迫力があるなと思いました」とすっかり感服している様子だった。(取材・文:壬生智裕)

映画『ライヴ』はヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開中

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