中川翔子、「神様」楳図かずお監督デビュー作にナース姿で友情出演！

　タレントの中川翔子が、「漂流教室」「まことちゃん」など傑作漫画の数々を手掛けた漫画家・楳図かずおの長編監督デビュー作『マザー』に友情出演していることがわかった。子供のころから楳図作品の大ファンと公言している中川は、「神様」とあがめる楳図を応援するべく、映画の主題歌「chocolat chaud」も歌っている。

しょこたん、ナース服で「神様」の映画に友情出演！フォトギャラリー

　「楳図かずお先生は、この世界の素晴らしさや美しさ、恐ろしさやあらゆることを教えてくれた、わたしにとって神様です」という中川は、自身の歌が「神様」の手掛ける実写映画を飾ることに「夢にも見たこと無いくらいの素晴らしい夢が実現するなんて、このミラクルに感謝します」と大興奮。また本編では、女優の真行寺君枝が演じる楳図かずおの母・イチエのシーンにナース姿で友情出演を果たしている。

　中川とは何度もバラエティー番組などで共演している楳図は、「しょこたんとまたお仕事がご一緒できてうれしいです」と大喜び。中川の出演シーンについて「出番はちょっとだけど非常にインパクトのあるシーンに出てもらいました。観た方に楽しんでいただける場面になっていると思います」と太鼓判を押すと、主題歌についても、歌詞にある「あたしは朽ち果てた後も　あなたを愛し続けてる」というフレーズが、映画のテーマとリンクしていると絶賛している。

　楳図が77歳にして映画監督デビューを果たす本作は、楳図の自叙伝的な要素を含むホラー映画。テレビドラマ「半沢直樹」（TBS系）でオネエ言葉の金融庁エリートを演じた歌舞伎俳優の片岡愛之助が、赤白ボーダーに袖を通して楳図かずお役に挑戦。出版社から自伝本出版を持ちかけられた楳図かずおが、自身の生い立ちを追う中で、創作の原点にある亡き母・イチエ（真行寺君枝）の怨念が起こす怪現象に翻弄（ほんろう）される様子を描く。（編集部・入倉功一）

映画『マザー』は9月27日より新宿ピカデリーほか全国公開